米国「Uber Eats」、小売業者が商品を販売できる「マーケットプレイス」へ進化。美容、事務用品、スポーツ用品など品ぞろえを拡充
Uber Eatsは米国で小売事業者の出品を進め、美容、事務用品、スポーツ用品、ペット用品などの品ぞろえを拡充した。フードデリバリーの枠を超え、日常需要全般を扱うマルチカテゴリ型のマーケットプレイスへと進化を進めている。
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米Uber Technologiesは6月24日、米国の「Uber Eats」マーケットプレイスに新たな小売事業者を追加し、美容、事務用品、スポーツ用品、ペット用品などの品ぞろえを拡充したと発表した。新たに加わったのは、Kiehl's、FedEx Office、Blick Art Materials、Academy Sports + Outdoors、Choice Petの5社。これらの商品を「Uber Eats」「Uber」「Postmates」の各アプリから注文できるようにした。

今回の取り組みは、「Uber Eats」がフードデリバリー中心のサービスから、さまざまな商品を取り扱うマーケットプレイスへと進化している流れを示している。Uberは、スキンケア用品や配送・梱包用品、画材、スポーツ用品、ペット用品など、食品以外のカテゴリーを拡充し、即時配送や日時指定配送に対応。利用者は全米の対象店舗から商品を選び、必要なタイミングで受け取れるようになる。
出店・出品する小売事業者は販路拡大、「Uber Eats」ユーザーへアプローチできるとメリットがある。Kiehl'sはスキンケア、ヘアケア、ボディケア商品を提供し、美容カテゴリーを強化する。FedEx Officeは梱包資材やオフィス用品を販売し、仕事や学校、自宅での利用ニーズに対応する。Blick Art Materialsはニューヨーク市で画材やクラフト用品、ギフト商品を展開する。Academy Sports + Outdoorsは米国南部、南東部、中西部でスポーツ用品カテゴリーを拡充。Choice Petは今後追加予定で、ニューヨーク州とコネティカット州を中心にペット用品カテゴリーを補強する。
Uberは2026年に入り、米国内で数千の小売店舗をマーケットプレイスに追加している。Sephora、The Home Depot、Best Buyなど大手小売事業者に加え、新たな提携先を拡充することで、複数カテゴリーの商品を横断して購入できる配送プラットフォームとしての位置付けを強めている。
利用方法は、「Uber Eats」アプリでは「Retail」、「Uber」アプリでは「Shops」を選択し、近隣の対象店舗から商品をカートに追加する。配送方法は即時配送と日時指定配送から選択でき、注文後は配送状況をリアルタイムで確認できる。なお、「Uber One」会員は対象となる小売商品の注文で配送料が無料になる特典も利用できる。
ユーザーは、食事以外の目的でも「Uber Eats」を利用するようになっている。多様な小売業者を迎えることで、ペット用品やスポーツ用品から、アート・クラフト用品、日用品に至るまで、より幅広い商品へのアクセスをわずか数回のタップで提供すると同時に、ブランドがより迅速かつ柔軟な方法で顧客とつながるための新しい機会を創出する。(Uber 北米リテール部門責任者 Hashim Amin氏)
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