新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

「見る力」がある人は強い! 仕事のヒントはコンビニ、「ラーメン二郎」「サイゼリヤ」にも落ちている【ネッ担まとめ】

ネットショップ担当者が読んでおくべき2026年6月6日~6月19日のニュース

石田 麻琴[執筆]

8:00

同じお店に行き、同じ飲食店を利用していても、そこから学びを得る人と何も気付かずに通り過ぎる人がいます。その差は知識量ではなく、「観察する習慣」なのかもしれません。今回の「ネッ担まとめ」では、「ラーメン二郎」や「サイゼリヤ」の事例を通じて、仕事を面白くする「観察力」について考えます。

仕事のヒントは意外な場所に落ちている

なぜ、コンビニやサイゼに行くことが「ビジネス研修」なのか 仕事が面白くなる“観察力”の鍛え方 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2606/17/news032.html

例えばラーメン二郎も、ビジネスの観点で考えたら究極なんです。お客さんが、近隣住民の迷惑にならないように静かに並んで、食べ終わったら器をカウンターの上に下げて、机を拭いて、椅子を戻して「ごちそうさまでした」と帰っていく。お店の営業を、客が率先して手伝っているんです。

(中略)

ラーメン二郎には「宣告人」というシステムがあります。閉店間際に「今日の行列はここで終わりです」と店員に言われた最後尾の客が、次に並ぼうとやってきた別のお客さんに「ここで終わりって言われちゃいました、すみません」って、なぜか店の代わりに謝ることもあるんですよ。

「ラーメン二郎」はすでに個性的なブランドとして知られていますが、普通はラーメンを食べに行ったら、「美味しかった」で終わる話。ただそこには独特のルールがあり、お客さま同士の文化があり、そして店舗運営を支える仕組みがある。

あくまで見えているのはラーメン屋なんですが、コミュニティの設計や仕組み作りまで観察できるってことなんですよね。

マーケティングも「目に見えていること」の裏側の構造を想像するようになると、学べることが一気に増えるような気がします。

もし俺が保険会社の営業マンだったら、サイゼリヤのメニューの表紙にある「イタリアの大ファミリーが食卓を囲んでいる絵」を利用します。「今はサイゼリヤですけど、僕が提案する保険で人生設計を成功させて、将来本当に家族でイタリアに行けるかもしれませんよ!」って、お客さまと話せるかもしれないですよね。

(中略)

自分が興味を持てるものなら何でもいいんです。コンビニのアイスでもいい、松屋の牛めしでもいい。自分の好きなものを、色んな角度から凝視してみること。

ただ「おいしい」だけで終わらせず、「客層は誰なのか」「なぜこのパッケージデザインなのか」と疑問を持つ。何でもいいから、自分だけの「研究対象」を作るんです。

「気付く人」と「気付かない人」の差って、習慣なんですよね。

こんな職業をしていますので、私自身もお店に入るとつい客層や接客、商品の並び方、店員さんの動きなどを見てしまいます。これはもう仕事というより、単に興味があるから。そして面白いから。

こういう習慣が積み重なると、突然おかしなアイデアが浮かんでくるんですよね(私の場合は、スポーツジムでの運動中が多い)。

マーケティングのヒントって、やっぱり日常に転がっているんです。

要チェック記事

GA4の重要度は落ちたのか?「Webマーケティングの主役」から「現場改善の計器」へ役割を再定義する | Power Interactive
https://www.powerweb.co.jp/knowledge/columnlist/ga4_crm_ma_role_integration/

これ、私も気になっていました。AIが出てきてからGA4の話題が極端に少なくなった。みんなデータ活用を重要視していたのではなくて、単にトレンドとして捉えていたのかなと。

メルマガ改善プロセス公開!開封率・クリック率・CVRの改善方法について | note | 兒嶋仁視 / ECビジネスグロース
https://note.com/pala_kojima/n/n1a4b62e11899

地に足が着いたわかりやすい記事。ECのマーケティングという視点では、AI活用を頑張る前にまずこういった思考をきちんと養うことが大切ですよね。

個人運営のニュースサイトが、検索結果でマスコミに勝つ方法は? | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/e/2026/06/11/52738

情報が増えれば増えるほど、特定分野での専門性だけで差別化するのは難しく、究極的に「違い」を作れるものは何かといえば、「パーソナリティ」なんですよね。「あなたが書いているから」読む。

世界でバカ売れ中のAIメガネ『レイバン メタ』が日本上陸→初心者が実際に使ってみて気づいた"意外な盲点" | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/947789?page=4

実は私も買いました。現状「どのあたりがAIなのか?」という本質的な疑問はあるにせよ、ソフトウェアがアップデートするたび、何ができるようになるのかの楽しみがあります。

EC売上142億円のあさひ、急成長の舞台裏。ECマネージャー岡川氏が推し進めた、OMO加速に成功した組織構造改革とは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/06/08/16175

マーケティングの内製化事例。「ユーザーからの要望や市場の変化に対して、迅速に修正・改善できる体制を整えた」まさに勝負のポイントはここですよね!

早く飲みに行きたい人のための仕事術|note|佐藤寛之 | カオナビ代表取締役社長CEO
https://note.com/hiroyuki_st/n/n9ae31a7ac9ec

かなり私の働き方と似ていると思いました。私はGoogleカレンダーにすべての予定(睡眠時間なども)を入れてしまうタイプ。まず「早く飲みに行きたい」と思うことが大切なのかもしれません、

今週の名言

上司がいちばん注力すべき仕事は「黙ること」である | note | 加藤英也 / Hideya Kato
https://note.com/hideyakato/n/n578c3c0249fd

教育の世界には「40年ギャップ説」というのがあって。

本来、教員や親は、「子どもたちが大人になる20年後の世界」を見据えて、彼らが何を学ぶべきかを考えなければいけない。それなのに多くの場合、大人は自分たちが20年前に受けてきた教育や、今の自分たちが正しいと思っている価値観を基準に、子どもに何かを教えようとしてしまう

そのギャップは想像以上に大きくて、子どもの成長を妨げてしまうことがあるんです。

きっと会社の上司と部下の関係も同じで、ついつい自分が成功した方法を教えたくなる。ただ、それって成功体験が生まれた時代と、今の時代の前提条件が大きく違う可能性があるんですよね。

だから、「教える」よりも先に、「相手がどんな世界を生きているのか」を理解する必要がある。「未来の可能性を邪魔しない」って表現が適切でしょうか。

いかに「引くか」。ある程度年齢を重ねてきたなかで、人と接する際に意識しておきたいですよね。


「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。

ECMJ 石田氏石田氏

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノイン 酒匂氏酒匂氏

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequation 中林氏中林氏

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

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