ユナイテッドアローズが越境ECサイトを開設、日用品や工芸品を作り手の思いや背景ストーリーを世界へ広く発信
「開国と戦後の欧米文化から学び、高い美意識と精神性から消化融合した新しい日本の生活文化。その日本的な価値観と魅力を海外のお客さまに向けて広くお伝えするため」(UA)に、越境ECサイト「TABAYA United Arrows」を立ち上げたという。
ユナイテッドアローズ(UA)は11月20日、越境ECサイト「TABAYA United Arrows(タバヤ ユナイテッドアローズ)」を開設した。日本の伝統文化を象徴する日用品や工芸品を販売する。取り扱う製品の作り手の思い、背景にあるストーリーを世界に発信し、海外顧客に対してUAの認知度向上、販路拡大につなげる。
「TABAYA United Arrows」で扱うのは皿、グラスなどの食器、包丁などの調理道具、インテリアのカテゴリーを中心に展開。価格帯は、食器が3500円~4万円、調理道具が5000円~2万円、インテリアが5万8000円~25万円程度。
「本当に価値のあるものを長く大切に使っていただきたい」という思いを込め、商品の背景にある作り手の情熱やこだわりといったストーリーを「TABAYA United Arrows」で配信する。
UAは、中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)の主要戦略の1つに「UA MULTI戦略:グローバル拡大」を掲げている。海外におけるEC展開は、台湾の自社ECサイト、中国のECモール「天猫国際(Tmall Global)」がある。自社で運営する越境ECサイトは「TABAYA United Arrows」が初めてという。
なお、国内から「TABAYA United Arrows」へのアクセスおよび商品購入はできない。
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