【お酒のEC購入】若年層はレビュー、シニア層は価格を重視。20代のカゴ落ち経験率は約9割
シナブルの調査によると、お酒のEC購入でカゴ落ちを経験した20代は約9割に上った。購入中断の要因やレコメンド機能への不満には、年代ごとの違いも見られた。
9:30
EC専用のMA・CRMツール「EC Intelligence」を開発・提供するシナブルは11月4日、オンラインショップで月1回以上お酒を購入する20〜60代の男女1009人を対象に実施した「お酒のオンライン購入とレコメンド機能」に関する調査結果を発表した。それによると若年層はレビュー、シニア層は価格を重視する傾向がわかった。また20代では約9割がカゴ落ちを経験しており、送料の高さや他サイト・実店舗との比較が購入を中断する主な要因になっているという。
お酒の探し方、約6割が商品名で検索
オンラインショップでお酒を探す方法では、「商品名で直接探す」が59.2%で最多となった。次いで「お酒の種類だけ決めて探す」が36.2%、「予算や価格帯に合わせて探す」が29.9%だった。
オンラインショップを利用するメリットには、年代による違いも見られた。20代では商品レビューを確認できることや、店員を気にせず選べることが上位に挙がった。一方、30代以上では、重いお酒を持ち帰る手間を省けることや、価格の安さを支持する傾向が見られた。
20代の約9割にカゴ落ち経験
商品をカートに入れた後、購入せずにサイトを離れた経験がある人の割合は、20代で88.9%、30代で85.5%に上った。若年層ほどカゴ落ちの経験率が高い傾向が見られた。
購入を途中でやめた理由では、「他サイト・実店舗との比較」や「送料の高さ」が主な要因として挙がった。
レコメンド機能には「在庫切れ表示」などの不満
オンラインショップのおすすめ機能に対する不満としては、20代と60代では「在庫切れの商品が表示される」、30〜40代では「予算や利用シーンに合わない」、20代〜30代では「おすすめされる理由がわからない」が多く挙がった。過去の購入履歴に基づく提案にとどまらず、その時々の目的や好みに合った商品を提示することが課題となっている。
商品ページで注目する情報にも年代差が見られた。20代は受賞歴や専門家の評価、30〜40代は口コミ・レビューを重視する傾向があった。一方、50〜60代では値引き価格や送料無料、ポイント還元率などが上位となった。
好みに合ったお酒を提案する「自分専用のオンラインショップ」があれば、購入頻度や購入金額が増えると回答した人は68.9%だった。
シナブルは、顧客の嗜好や行動に合わせた商品提案や、送料無料になる購入金額の目安を知らせる案内、年代や顧客層に応じた情報配信などが、購入の後押しにつながるとしている。
調査概要
- 調査名:「お酒のオンライン購入とレコメンド機能」に関する調査
- 調査期間:2026年9月1日(火)~2026年9月2日(水)
- 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
- 調査人数:1009人
- 調査対象:調査回答時にオンラインショップでお酒を月1回以上購入する20~60代の男女と回答したモニター
- 調査元:シナブル
- モニター提供元:サクリサ

