国内ユニクロのEC売上は2.3%増の1338億円、ジーユー事業は推定354億円【2023年8月期】

国内ユニクロ事業のEC化率は前期比1.2ポイント減の16.2%、ジーユー事業は横ばいの約12%

瀧川 正実

2023年10月13日 7:30

ファーストリテイリングが10月12日に発表した2023年8月期連結決算によると、国内ユニクロ事業のEC売上高は前期比2.3%増の1338億円だった。

実店舗を含む国内ユニクロ事業の売上高は同9.9%増となる8904億円。国内ユニクロ事業の2ケタ近い増収に伴い、EC化率は前期比1.2ポイント減の15.0%。

ファーストリテイリングが10月12日に発表した2023年8月期連結決算によると、国内ユニクロ事業のEC売上高は前期比2.3%増の1338億円
EC売上高とEC構成比の推移

EC売上高の微増は消費者の店舗回帰が鮮明になったため。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行した2023年5月以降、実店舗に足を運ぶ消費者が増加。EC売上高について、上期(2022年9月-2023年2月)は前年同期比9.7%増と堅調に伸びた一方、下期(2023年3月-2023年8月)は同6.9%減に落ち込んだ。

今後は「店頭に多くご来店いただいていることをチャンスと捉え」(ファーストリテイリング)、接客を通した新規アプリ会員の獲得を強化。また、店頭連動による情報発信、店舗とECが一体となった新しい購買体験の構築を再加速するという。

ジーユー事業の売上高は同20.0%増の2952億円。EC売上高は全体の約12%としており、同約15%増の約354億円だったと見られる。

全社の売上高にあたる連結売上収益は前期比20.2%増の2兆7665億円、営業利益は同28.2%増の3810億円、純利益は同8.4%増の2962億円。海外ユニクロ事業の売上収益が占める割合は初めて5割を突破。営業利益では6割まで拡大した。

営業利益の内訳(画像はIR資料からキャプチャ)

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