クリーニング「ホワイト急便」加盟店で「ZOZOTOWN」の返品受付、丸井グループの「トルダス(trds)」活用で実現
丸井グループの物流事業会社ムービングは、埼玉県さいたま市のクリーニング「ホワイト急便」加盟店で「ZOZOTOWN」の返品を受け付ける実証実験を始める。EC返品・発送サービス「トルダス(trds)」を活用し、生活動線上にあるリアル店舗で返品手続きを完結できる新たな導線づくりを進める。
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EC商品の返品窓口を、街なかのクリーニング店に広げる取り組みが始まる。丸井グループの物流事業会社ムービングは8月21日から、EC返品・発送サービス「トルダス(trds)」でクリーニング店と連携した実証実験を開始する。日本さわやかグループが展開する「ホワイト急便」のFC加盟店であるエス・クリーニングと連携し、埼玉県さいたま市の一部のホワイト急便加盟店で「ZOZOTOWN」の返品を受け付ける。

「トルダス」は、ECサイトで購入した商品の受け取り、返品、発送をリアル店舗で行えるサービス。これまではマルイ・モディを中心に展開してきた。買い物や通勤などのついでに立ち寄れる利便性に加え、再配達の削減や配送効率化による環境負荷の低減にもつながるサービスとして展開している。3月には駿河屋横浜店で「ZOZOTOWN」の返品受付と「SNKRDUNK」の発送受付を開始したほか、同月にイケア商品の受け取り拠点としてマルイ・モディ関東16店舗での活用も始まっている。

今回の実証実験では、ホワイト急便の対象店舗で「ZOZOTOWN」商品の返品を受け付ける。返品は、まずZOZOTOWNで手続きをし、商品を元のバーコードシール付きビニール袋に入れてトルダスへ持ち込む。店頭ではタブレットで発送手続きをし、送料を支払って商品と出力シールをスタッフに渡せば完了する。送料は地域や返品点数によって異なる。クリーニング利用のために来店した顧客が、あわせてEC商品の返品手続きを行えるようにし、日常の生活動線のなかで返品まで完結できる新たな体験の創出をめざす。





「ホワイト急便」は全国に店舗網を持つクリーニング店。ムービングは、地域住民との接点が多く、定期的な来店頻度も高いクリーニング店とEC返品サービスは親和性が高いと見ている。
特にファッション商材を扱う「ZOZOTOWN」では、サイズ違いやイメージ違いなどによる返品需要が一定数あることから、衣類を日常的に扱うクリーニング店舗で返品を受け付けることで、利用者の利便性向上につながるとしている。
実証実験では、生活動線上にある店舗でのEC返品サービスの利用ニーズ、EC返品サービスとクリーニング利用者の親和性、店舗オペレーションとの適合性、新たな顧客接点の創出効果などを検証する。ムービングは、マルイ・モディ以外のリアル店舗にも「トルダス」の展開先を広げ、ECとリアルをつなぐ社会インフラとしてサービスの拡大をめざす。
一方、「ホワイト急便」側にとっても、クリーニング業界で利用頻度や利用者層の変化が進むなか、店舗を地域の生活拠点として活用する狙いがある。今回の取り組みを通じて、クリーニング利用以外の来店機会を創出し、EC利用頻度の高い30代を中心とする新たな顧客層との接点拡大を図る。
実証実験は8月21日に埼玉県さいたま市の「ホワイト急便 浦和本店」「ホワイト急便 ヤオコー武蔵浦和店」で開始する。さらに8月24日からは埼玉県さいたま市の「ホワイト急便 南浦和店」「ホワイト急便 ビバ新都心店」にも広げる予定。

