7割が「物価上昇を実感」。購入量・頻度を減らすで上位は「外食」「衣類」。健康には「これまでと同等の金額を使う」が半数超え

格の上昇が止まらない状況の中で、生活者はどのように感じ、どのような行動をとっているのかを知るため、CCCマーケティング総研は「値上げに関する調査」を実施した

石居 岳[執筆]

2023年1月25日 8:00

CCCMKホールディングスのCCCマーケティング総合研究所は2022年12月19~22日、「値上げに関する調査」を実施し、その結果を発表した。

「思った以上に価格が上昇している」との回答者は70.1%。前回調査(2022年7月)と比較すると6.4ポイント増えた。7月調査時よりも多くの人が想定以上の値上げを感じている。

今後の品目別購入意向について見ると、「引き続き購入する(購入量は減少しない)」が多い品目と、「購入量・頻度を減らして引き続き購入する」が多い品目にわかれる傾向が見られた。

「引き続き購入する(購入量は減少しない)」が多いのは、「生鮮食品」「ティッシュ・トイレットペーパー」「洗剤」「ペットフード・ペット用品」「電気・ガス・水道」「交通費」「ガソリン」「通信費(インターネット・電話)」などで生活必需品が中心。

「購入量・頻度を減らして引き続き購入する」が多い品目は、「外食(レストランなど)」「衣類」が上昇。食品のなかでは「菓子類」の「購入量・頻度を減らして引き続き購入する」が多い。

商品・サービスの購入意向 CCCMKホールディングスのCCCマーケティング総合研究所は2022年12月19~22日、「値上げに関する調査」を実施
商品・サービスの購入意向

イベントやテーマごとに「この先(1年程度を想定)のお金の使い方」を聞いたところ、「食事会・飲み会・パーティー」は「これまでよりかける金額を減らす」が38.5%で、「これまでと同等の金額を使う」(30.8%)よりも高くなった。一方、「お祝い事」では「これまでと同等の金額を使う」が52.5%と過半数を超えた。

「自分の健康」は「これまでと同等の金額を使う」が半数を突破。「よりお金をかける」との合計では61.5%となり、「これまでよりかける金額を減らす」を大きく上回った。「よりお金をかける」との回答に注目すると、「貯金」(10.7%)や「投資」(8.7%)が他と比べて高い結果となっている。

CCCMKホールディングスのCCCマーケティング総合研究所は2022年12月19~22日、「値上げに関する調査」を実施 この先のお金の使い方について
この先のお金の使い方について

調査概要

  • 値上げに関する調査(2022年12月)
  • 調査地域:全国
  • 調査対象者:男女16~79歳のT会員
  • 有効回答数:2707サンプル
  • 調査期間:2022年12月19~22日
  • 実査機関:CCCMKホールディングス
  • 調査方法:インターネット調査(Tリサーチ)
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