中川 昌俊 2016/10/19 15:00

カゴメは10月18日、通販事業の新たな取り組みとして、農産物や青果を販売する「農園応援」事業を開始した。まずは同社のECサイト「健康直送便」内で販売していく。今後はこれまで通信販売事業で築いてきたノウハウを活用して新たな事業も拡大させていくとともに、地域農業活性化に貢献していきたいとしている。

カゴメでは1998年から通販事業「健康直送便」を開始。「お店では買えない特別なカゴメ」をコンセプトに、野菜ジュースやサプリメントなどを取り扱っており、新聞広告や折り込みチラシなどで顧客を獲得。現在は38万人の顧客を有しており、約88億円の売り上げ(2015年12月期)となっている。

「農園応援」では、これまで通販では扱ってこなかった、農産物や青果を販売する。全国各地の生産者を訪ね、ECサイト上で「いつ・だれが・どこで・どのように」という物語とともに紹介することで売り上げにつなげていく考え。

第1弾として、山形県上山市の「果樹楽園うばふところ」の「ゴールド ラ・フランス(青果)」(2kg、税別5500円)と、北海道で育ったトマトを北海道の工場で搾った「北海道余市トマトジュース」(190g×18本、税別4500円)を販売する。2017年以降、取扱商品を拡大して、展開していく予定としている。

「農園応援」のティザーイメージ
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