渡部 和章 2017/7/19 9:00

インターネット調査を手がけるマイボイスコムが7月14日に公表したメルマガのマーケティング効果に関する調査によると、直近1年間に受信したメルマガがきっかけで商品やサービスの購入に至ったのは約3割だった。

メルマガがきっかけとなった行動は、「メールマガジンに書かれたURLをクリックしてWebサイトをみたことがある」は55.6%、「メールマガジンを読んだことがきっかけで、商品・サービスを購入・利用したことがある」は29.7%。

パソコンでメルマガを10本以上受信しているユーザーに限ると、URLをクリックした経験があるのは約7割、メルマガがきっかけで商品・サービスを購入した経験は4~5割で、どちらも全体平均より高い。

マイボイスコムが公表したメルマガのマーケティング効果に関する調査によると、直近1年間に受信したメルマガがきっかけで商品やサービスの購入に至ったのは約3割

*赤枠は編集部が追加

「どんな内容のメルマガを読むか」に関する回答者の主なコメントは以下の通り。

  • 就職情報、興味のある商品については読むことが多い。(男性22歳)
  • ファストフードの新商品の発売情報であったり興味があるもの。(男性30歳)
  • 画像に含まれた文字も含めて文字数など分量が少なく(ただし少なすぎず)読みやすいとき。(男性33歳)
  • ヘッドラインによる要約があり、その中で関心のあるテーマ、記事を読む。写真がきれいなメールは積極的に記事を探す。(男性70歳)
  • 時間があるときやお得な情報がないかどうか知りたい時。(女性26歳)
  • 自分が現在購入や利用を検討している商品やサービスに関する内容の時。(女性49歳)
  • 忘れそうな情報が直前にふたたび来る様な時。(女性54歳)
  • バーゲンのお知らせや好きなアーティストの情報など。(女性63歳)

購読中のジャンル、購読数は?

購読中のメルマガのジャンルは、パソコンでは「懸賞・プレゼント・キャンペーン」「会員登録している会社やサービスなどからのお知らせ」が各5~6割を占めた。

「ショッピング」「ニュース・情報」「旅行・アウトドア・レジャー」は2~3割。

携帯電話・スマートフォンでメルマガを受信しているユーザーが読むジャンルは、「会員登録している会社やサービスなどからのお知らせ」「懸賞・プレゼント・キャンペーン」が各40%台と高く、「ニュース・情報」「ショッピング」「食・レストラン」は1割強~2割。

読んでいるメルマガの数は、パソコンでは「2~5本」が5割弱で最も多い。携帯電話・スマートフォンでは「2~5本」が6割弱と最多で、「読んでいるものはない」は1割強を占めている。

マイボイスコム調査、メールマガジンの受信数(パソコン版)

マイボイスコム調査、メールマガジンの受信数(スマホ版)

調査概要

  • 調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
  • 調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 調査時期:2017年6月1日~6月5日
  • 回答者数:10,956人
  • 設問数:7~9問(テーマによって異なる)
  • 属性情報:32項目(詳細はこちら)
  • 調査機関:マイボイスコム株式会社
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