大手通販企業「後払い」のアウトソースが進む、ドクターシーラボは「NP後払い」導入
「自社後払い」で発生する間接コストの削減、会計上の課題を解決する目的でアウトソースの動きが進んでいる
ドクターシーラボは7月、未回収リスク保証型の後払い決済サービスを提供するネットプロテクションズ(NP)の「NP後払い」を導入。これまで自社で行っていた後払いサービスを、外部企業にアウトソーシングする形態に切り替えた。
ネットプロテクションズによると、「自社後払い」の提供に付随して発生する間接コストの削減、会計上の課題を解決する目的で後払い決済をアウトソーシングする大手通販事業者が増えているという。
ドクターシーラボはこれまで、自社で与信審査や請求書の発行、督促、代金回収を行う「自社後払い」を提供していた。
「NP後払い」を導入したのは、アウトソーシングによって効率的な運用が可能になると判断したため。
「NP後払い」を導入したECサイトの購入者は、商品の受け取り後に中身を確認し、別送または商品と同梱で届く払込票を利用して最寄りのコンビニ・銀行・郵便局で支払いすることが可能。
導入企業数は2万3000社、累計ユーザー数は1億人を超えているという。「NP後払い」の導入企業には、ディノス・セシール、ランクアップ、大塚製薬、ライオン、ケイシイシイといった企業などがある。
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