生鮮食品EC「クックパッドマート」メイン利用者は、子どもらと同居する30-50代

「クックパッドマート」は主に核家族の共働き子育て世帯(DEWKs世帯)が、送料無料で市場や産地直送の新鮮な食材を買うために利用している。

高野 真維[執筆]

2023年2月15日 6:30

クックパッドが2023年1月にユーザーを対象に行った調査によると、生鮮食品EC「クックパッドマート」ユーザーの多くは30〜50代で、配偶者・パートナー、子どもと同居しているという。

調査結果からは、「クックパッドマート」は主に核家族の共働き子育て世帯(DEWKs世帯)が、送料無料で市場や産地直送の新鮮な食材を買うために利用。ユーザーはアプリで注文した商品を週1回以上の頻度で、近くにある「マートステーション」で受け取っていることがわかったという。

「クックパッドマート」利用者の年代は30~50代が中心で、共働き子育て世代が多いことがわかる
「クックパッドマート」利用者の年代は30~50代が中心で、共働き子育て世代が多いことがわかる

就業状況を尋ねた質問では、80%以上が有職者であると回答。「クックパッドマート」は、核家族の共働き子育て世帯(DEWKs世帯)を中心に活用されている。

「クックパッドマート」の主な利用理由には「1品から注文できる」「市場や産地直送の新鮮な食材が買える」「送料が無料」「アプリで事前に注文できる」があげられたという。送料を気にせずアプリを活用して手軽に注文できる点や、食材の鮮度などが評価されていることがわかった。

生鮮品受け取りの宅配ボックス「マートステーション」は8割以上のユーザーが利用経験があり、うち97.1%が週1回以上の頻度で利用している。

利用理由は「送料無料だから」が最も多く(64.8%)、次いで「自宅や勤務先が近いから」(61.9%)、「好きなタイミングで受け取れるから」(50.0%)という結果となった。

「クックパッドマート」利用者の大多数が「マートステーション」を利用している。利用頻度も高い
クックパッドはユーザーの大多数が「マートステーション」を利用している。利用頻度も高い
「マートステーション」の利用理由は送料無料がトップにあげられている
「マートステーション」の利用理由は送料無料がトップにあげられている

調査概要

  • 調査内容:クックパッドマートユーザーへのアンケート調査
  • 調査期間:2023年1月19日
  • 対象:直近1か月以内に商品を購入している「クックパッドマート」ユーザー
  • 有効回答数:1021人

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