まさに魔法!「Shopify Magic」がEC事業者の悩みをスッキリ解決してくれるかも【ネッ担まとめ】
AIの進化が止まらない世の中ですが、「Shopify」からすごいものが出てきました。メルマガのタイトル、ページのデザイン、キャンペーンの準備までアドバイスしてくれるようになってしまいます。
「Shopify」はカートではなくて話し相手かも
Shopify、「Shopify Editions Summer ‘23」を発表|未来に向けてコマースを再創造する100種類以上の機能・製品アップデート | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/38822
Shopify Magicの中でも中核となるのがこの度新たに発表した「Sidekick」です。SidekickはShopifyの事業者が事業を立ち上げ、それを拡大していくための初のAI対応コマースアシスタントです。
ビジネスオーナーは、その専門知識の有無に関係なく、Sidekickと会話をすることで、クリエイティブなプロセスを開始し、店舗の品質を向上させ、生産性を高め、ワークフローを合理化し、よりスマートなビジネス上の意思決定を行うことが可能になります。
AIと会話しながら実行するだけで売り上げがアップしていくということになります。現実はそんなに簡単にいかないでしょうが、初めてECにかかわる人の大きなヒントになるのは間違いないですし、ベテランでもアイデアのネタになることもあるでしょう。
Sidekickは、例えば次のような事業者の質問に対する提案を出してくれます:
- 「ホリデーセールの割引を設定してほしい」
- 「夏らしい店舗にデザイン変更したいので手伝ってほしい」
- 「私の商品の中で、一番の売れ筋を教えてほしい」
- 「Eメールキャンペーン準備のため、その方法を順序よく教えてほしい」
具体的には引用文のような内容のようです。皆さんが日ごろ悩んでいることではないでしょうか? ここを解決するために本を読んだり、セミナーに出たり、みんなと議論したりしているわけですが、そんな時間ともおさらばできる日が近づいていますね。
「本当か?」と思う人はこの動画を見てみてください。今は精度が悪いとしてもあっという間に人間並みになってくるでしょう。AIを組み込んだサービスは「Shopify」に限らずどんどん出てきそうなので、人間がやるべきことは何かを考え続けましょう。
今週の要チェック記事
急成長ブランドが使いこなすShopifyアプリとは? 「NEW ERA」「BONAVENTURA」「KANADEMONO」のShopify活用の裏側 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11050
今はこういったアプリがメインですが、AIもどんどん入り込んでくるはず。
フリマで3,000円でも売れなかった鞄ブランドがYouTubeでヒット 人気の理由はエンタメ性にあり | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/13191
「オフ会ツアーの目標売上は、なんと0円」。これでも採算が取れるところが面白いですね。
2023年時点最新【2022年EC流通総額ランキング】国内21・海外25のECモール・カート・アプリの流通総額から見る市場トレンド | eコマースコンバージョンラボ
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/82303
Amazonと楽天の2強になっていますね。ecbeingとQoo10が伸びています。
Amazonと楽天市場の利用経験・魅力調査 利用者はAmazonがやや多い結果に/ナイル調査 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/13216
利用率は前述の流通額費と似ています。
売れ行き不振の声上がるヤフー「Yahoo!ショッピング」。イベント増+商品券での買い回りで巻き返しは実現する? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11152
個人的にはしばらく厳しいと思っています。ここに力を割くよりも他といった感じ。
SHEIN(シーイン)中国系ECサイトからも訴えられる。米市場巡り激安サイト同士の対立が始まった | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20230723-00358986
めっきり話を聞かなくなった「SHEIN」。訴訟をたくさん抱えて競合も出てきています。
【事例に学ぶ悪質なECマーケの実態】営業「お金さえ払えば検索1位になれる!」、EC企業「300万円をドブに捨てるところだった」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11176
「簡単に売り上げが上がります!」といった話には乗らないことですね。
中小企業の「ひとり広報担当」が1年目にやったこと | 保科 大輔 / 環境機器メーカーweb担・広報
https://note.com/dk7/n/n3102e4792689
「とにかく地道な情報発信が大事」。カワニシカバンさんも同じです。
今週の名言
努力は才能に勝る、楽しさは努力に勝る -中小企業診断士試験への挑戦を終えて-《第17話》 | のむらけい Web制作×診断士(仮)
https://note.com/mypacecreator/n/nea551d009013
5年後の私が「あの時新しい世界に飛び込んでよかった」と思えるよう、今蒔ける種をどんどん蒔いていくつもりです。
目先のことに追われていると、どんどん苦しくなります。時には先を見ての種まきを。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
先週開催された「Shopify Editions Summer‘23(https://www.shopify.com/editions/summer2023)」。その中で「Sidekick(コマースに特化したAI:https://www.shopify.com/jp/magic)」というサービスが発表されました。「Sidekick」とは「Shopify Magic」と呼ばれるプラットフォーム上で利用できるAI対応機能群の1つです。もともと商品説明文の作成はAIが助けてくれていたのですが、さらに進化しています。