石田 麻琴[執筆] 7/30 8:00

EC事業の展開や自身の自己啓発、新しい分野の興味のために「本を読む」機会があると思います。ただ、本を読み終えてもどこか「あれ? 何が書いてあったんだっけ?」と思うことがあるはずです。基本的に「本の内容は、忘れて当然」。ただ、ちょっとした工夫で「今よりもっと」理解度が上がる方法はありそうです。

「本の内容は、忘れて当たり前」

「本を読んでも身に付かない」はどう解消する? 七つの“読書術”を岩瀬義昌が伝授 | 転職・求人情報サイトのtype
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この「イマイチ身に付いた気がしない」を防ぐには、読んだ本の振り返りが必須です。読書に限った話ではありませんが、記憶に定着させるためには反復作業が不可欠ですね。
(中略)
要点だけを効率的に振り返りできるように、本を読みながらメモを取ることがおすすめです。僕自身、本を読む時には必ず気になった部分を記録し、Notionにメモとしてまとめた上で、定期的に振り返っています。

いや、本当に本の内容って忘れるんですよね。そのときには「おおー! 良いこと書いてある。なるほど!」と思うのですが。

自分は「同じ本を2回読む」タイプなのですが、自分のやりやすい方法(私の場合はGoogleドキュメント)で簡単なメモを入れるのも良さそうです。

読んだ本について、自分の言葉で発信することがおすすめです。経験上、自分で実践したり、講演で発表したりしたときが、一番記憶に残っているように感じています。

なので「本当に良い本だな」「この考え方は覚えておきたいな」と思った場合は、社内勉強会などで発表の機会を無理やりにでも作って講演するようにしています。

毎週金曜日に「読書録」を送ってくれる友人がいます。自身が読んだ本の要約(上記でいう、まさにメモ)をPDFで送ってくれるのですが、これがわりと読みやすいんですよね。

友人としては「読書の習慣をつける」「備忘のためにメモする」「人に伝えるアウトプットとする」の一石三鳥なのかもしれません。

必ず全部を読もうとすると、ある一冊で本を読む行為にとても苦労した場合に、読書の習慣自体が続かなくなる恐れがある。それよりも、別の本でも良いのでどんどん読み進めたほうが良いと考えています。

そういった気軽な気持ちで読書に臨むことが、本を読むための第一歩ではないでしょうか。

まさに自分も一冊の本を頑張って読もうとするタイプでした。しかし、このタイプだと最初の数ページを読んだ時点で「あ、ちょっと文体が自分に合わないかも?」と思った時点でかなりキツイ。

良い本か否かに関わらず「自分の読書リズムに合う本か」はあると思います。それから、複数の本(5冊ほど)を同時に読み進める方法に変えました。少し飽きたら次へ、少し飽きたら次へ。テレビをザッピングしているような感覚で面白いですよ。

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とにかくEC業界は人手不足。供給(人材)の何倍も需要(採用)がある状態だと聞いています。

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3か月で黒字化できたということは、他にも何かシンプルな問題があったのでしょうね。

今週の名言

“タワマン文学” 麻布競馬場さんが描くZ世代の本音とは | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240716/k10014512681000.html

僕がやっていた頃の平成版のゲームはすごくシンプルで、ルーレットを回して出た目に応じて、就職して、結婚して子どもを産んでと、一番早く目的のゴールにたどり着くことを競いながら、その途中でたくさんお金を集める、まさしく平成のゲームというか、タワマン文学的なゲームだったと思います。驚くことに、その後リリースされた令和版では決まったゴールがなくなったんです。プレイヤーたちは盤面をさまよいながらフォロワーを増やしていく。これからはお金の時代ではなくて、いかにいい人生を送っているか、それが令和のゲームだと宣言された気がして、すごく皮肉だと思い、タイトルに入れたんです。

価値観って変わるんですよね。コロナ禍などで一気に変わることもありますが、着実に粛々と変化している。私自身、「今自分が世の中の価値観からズレていないか」に少し迷ってしまうことがあります。自分自身ではわからないですから。

身近に気軽に話せる「世代が違う仲間」を作り、さまざまな世代の価値観を日々自分に浸透させておくことが大切なのでしょうね。

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