MonotaRO、注文時に受取日が選べる「お届け希望日指定サービス」を開始。法人向け取引特有のニーズに対応
MonotaROは、注文時に商品の受取日を指定できる「お届け希望日指定サービス」を開始した。BtoB特有の計画的な調達ニーズに対応し、顧客の利便性向上と再配達削減の両立をめざす。
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間接資材のBtoB-ECサイト「モノタロウ」を運営するMonotaROは8月6日、注文時に確認画面で商品の受取日を指定できる「お届け希望日指定サービス」を開始した。BtoB特有の計画的な資材調達ニーズに対応し、顧客の利便性向上と再配達削減の両立をめざす。

対象は、ECサイト「モノタロウ」と、ECサイト一体型の購買管理ソリューション「モノタロウ ONE SOURCE Lite」の利用者。注文確認画面から受取希望日を指定できる。
指定可能な期間は、最短配達日の翌日から注文日の7日後まで。対象エリアは沖縄県と離島を除く全国。配送はヤマト運輸の「宅急便」「宅急便コレクト」「EAZY(イージー)」が対象で、「ネコポス」は対象外となる。当日出荷対象の商品が対象となるが、直送品や大型商品など一部商品は対象外。

これまでは、商品出荷後に配送業者から届く通知メールを通じて受取日時を変更できる仕組みを提供していた。今回のサービスでは、出荷後ではなく注文時点で受取日を指定できるようにした。出荷後の日時変更も引き続き利用できる。
背景には、BtoBならではの受け取り事情がある。企業では「土日は会社が休みなので週明けに受け取りたい」「在庫状況や作業予定に合わせて受取日を調整したい」といったニーズがあるという。
2026年5月から一部顧客を対象に先行提供したところ、「保管場所に限りがあるため、置ける日に合わせて受け取りたい」「実際に使用する日に合わせて受け取りたい」といった声があり、計画的な受け取りに対する需要が想定以上に大きかったとしている。
MonotaROはこれまでも、利便性向上と物流最適化に向けた取り組みを進めてきた。2024年にはヤマト運輸との連携を強化し、出荷後の通知メールから受取日時を変更できるサービスを拡充。2025年には、「モノタロウ」のサイトや購買管理システム経由で注文する際、当日出荷対象商品の配達予定日を表示する機能を導入し、納期の可視化を進めていた。今回の受取日指定機能は、こうした取り組みの延長線上に位置付けられる。
物流面では、再配達の削減も見込む。MonotaROは主に事業者向けの配送で約95%という高い初回配達率を維持しているが、企業の休業日にあたる配達を事前に避けることで、不要な再配達をさらに減らせるとみている。配送ドライバーの負担軽減や、持続可能な物流ネットワークの構築にもつなげたい考えだ。
今後は、PC版サイトで提供している同サービスをスマートフォンサイトやアプリにも拡大する予定。また、購買管理システム連携「モノタロウ PunchOut」経由の顧客にも一部提供を開始しており、今後順次展開していくとしている。
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