カクヤスはこのほど、プライベートブランド「Kprice」を刷新し、新ブランド「カクマス」として展開すると発表した。法人と消費者の利用を想定し、ECを含む販路で展開。2026年5月現在、「Kprice」から「カクマス」への切り替えを進めている。リニューアルと新商品の追加により、「カクマス」は2027年3月期に合計100品目の展開をめざす。

「カクマス」の特長
「カクマス」は、酒類、飲料、食品、調味料などで構成するプライベートブランド。2012年5月から展開してきた。顧客にとって「手ごろな価格で気が利く存在」をめざす。特長として、「誰でも使える定番のおいしさ」「どこでもなじむシンプルなパッケージ」「酒類のある時間にあわせたサイズとフレーバー展開」の3つを掲げる。
酒類だけでなく、炭酸水、緑茶、ミックスナッツなど、酒類のある時間の定番商品も展開。飲食店の厨房から家庭の食卓までさまざまなシーンで利用されることを想定し、シンプルなパッケージを採用する。従前から多く展開している大容量サイズに加え、小容量サイズも順次展開する。

カクヤスの初代代表は日本酒を四角い枡(ます)で量り売りしていた。「カクマス」は、創業の背景である枡をシンプルなロゴとして表現している。飲食店の厨房から家庭の食卓まで、脇を固める存在になりたいという思いを込めているという。

パッケージデザインは、単なる見た目の刷新ではなく、直感的な選びやすさとわかりやすさを追求している。
直感的な選びやすさの観点では、商品のイメージや素材感が伝わるカラーを採用し、レイアウトを統一することで「カクマス」ブランドの識別性を高めた。飲食店の現場でもパッケージカラーで感覚的に選びやすい。英語名称を併記し、外国籍スタッフも商品を正確に識別しやすくしている。

わかりやすさの観点では、色が似通った商品同士の誤認を防ぐレイアウトとしている。たとえば、素材をイメージした背景色に加えて商品名を大きく表示している。

新ブランド誕生の背景
2012年5月の「Kprice」立ち上げ時は、ラインアップは酒類とそれに必要な割材に特化していた。「Kprice 甲焼酎 25° 4L ペット」は累計販売本数100万本を突破。「Kprice 強炭酸水 1L」「Kprice 強炭酸水 500ml」は、同サイズ展開の炭酸飲料においてカクヤス内での販売数量シェア1位を獲得するなど、多くの消費者に支持されている。
日ごろ利用している消費者の声からは、「安さ」や「ほしいときにほしいものを届ける」だけでなく、価格に見合った品質や受け取り後の利便性も重視している傾向があることがわかったという。
こうした状況を受け、手頃な価格や配達の利便性を維持しつつ、商品の利用時まで考慮した商品として新ブランド「カクマス」への刷新を決めた。

