大都がプロ向けBtoB-EC「トラノテ」で受取サービス「トラノテピットイン」を関東2拠点で展開
工具・資材のBtoB-ECサイト「トラノテ」を運営する大都は、商品引き取りサービス「トラノテピットイン」を関東圏で開始した。トラスコ中山の物流拠点2か所と連携し、注文当日に最大25万SKUの商品を直接受け取れる体制を整えた。
10:00
工具・資材のBtoB-ECサイト「トラノテ」を運営する大都は、物流拠点で商品を受け取れるサービス「トラノテピットイン」の提供エリアを関東圏へ拡大した。トラスコ中山と連携し、6月23日から「プラネット埼玉」と「プラネット東関東」の2拠点でサービスを開始。関東圏のユーザーは、注文当日に物流拠点で商品を直接受け取れるようになり、即日受取可能なSKU数は2拠点合計で最大25万SKUとなる。

「トラノテピットイン」は、ECで注文した商品を配送ではなく物流拠点で直接受け取れるサービス。大都は2025年12月から近畿圏で展開しており、今回が関東への初展開となる。ECの利便性と実店舗の即納性を組み合わせることで、建設・製造・保守などの現場で働くプロユーザーの緊急ニーズに対応する。
サービス開始の背景には、現場で資材が不足した際、職人が現場を離れ、在庫の有無がわからない実店舗を探し回るケースがあるという。また、物流量の増加に伴う配送遅延も発生しており、「自分で取りに行くので今すぐ欲しい」というニーズが寄せられていた。こうした課題に対し、配送を待つのではなく、利用者自らが物流拠点で商品を受け取れる選択肢を提供することで、現場停止のリスク低減をめざす。
対象拠点の1つである「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)は、トラスコ中山の関東最大のディストリビューションセンターで、約53万SKUを取り扱う。「プラネット東関東」(千葉県松戸市)は約33万SKUを扱う物流拠点。このうち、「トラノテピットイン」で即日受け取りに対応する商品数は、2拠点合計で約25万SKUとしている。

大都によると、先行展開している近畿圏では想定を上回る反響があったという。現場で在庫が切れ、その日のうちに必要になった顧客が車で約1時間かけて物流拠点まで商品を受け取りに来るケースもあり、従来のECにはなかった「確実性」と「即時性」が支持されているとしている。
これまでの物流は「届けてもらう」ことが当たり前だったが、「トラノテピットイン」は「今すぐ欲しいから、自ら取りに行く」という新たな選択肢を提供するサービスだ。トラスコ中山が持つ圧倒的な品ぞろえと物流基盤に、大都のスピード感やプラットフォームの発想を掛け合わせることで、他社にはない独自の価値を実現する。今後もエリア拡大やサービス認知の向上を進め、建設・製造・保守に携わるすべてのプロフェッショナルが『在庫切れで現場が止まる』ことのない世界をめざしたい。(大都 山田岳人社長)
大都の山田岳人社長


