スカパーJSATがECビジネスに参入、放送+動画配信+グッズ販売でファン体験を拡張
スカパーJSATが立ち上げたECサイトは「スカパー!グッズモール」。運営の基盤となるプラットフォームは、ecbeingが提供するECサイト構築パッケージ「ecbeing」を導入した
有料多チャンネル放送サービス「スカパー!」を運営するスカパーJSATはこのほど、番組関連グッズを販売するECサイト「スカパー!グッズモール」を立ち上げた。
スカパーJSATは2020年から「ファン・マーケティング」を実施。コンテンツ提供のほか、イベント実施、グッズ販売、SNSを活用したコミュニケーションといった新たな体験を通じ、ユーザーとの長期的な関係構築をめざしている。
ECサイトの立ち上げもその一環。「スカパー!」や有料動画配信サービス「SPOOX」、ネット通販などでファン体験を拡張する。
「スカパー!グッズモール」では、スポーツや映画、音楽、ニュース、バラエティといった番組を放送する「スカパー!」の番組内容に関連するグッズを販売する。
スカパーJSATはプロスポーツチームやプロスポーツ選手などと専属契約を締結し、他では入手できないような限定グッズを日本独占販売。現在は海外サッカーチームであるフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の田中碧選手の公式グッズを中心に販売している。
ECサイト運営の基盤となるプラットフォームは、ecbeingが提供するECサイト構築パッケージ「ecbeing」を導入した。
ecbeingによると2か月という短期間でECサイトをオープン。通常はオープンまで6か月を要するところを、オープン時は基本機能のみを搭載し、オープン後に順次カスタマイズを進めていく形式を採用した。
「ecbeing」は1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1500サイト以上の導入実績があるECのパッケージシステム。富士キメラ総研が発行する『富士マーケティング・レポート ECサイト構築パッケージソリューション市場占有率調査』で14年連続シェア1位を獲得している。
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