千趣会が看板商品「べネビス」をJFRとの共同開発商品として百貨店で販売
JFRとの共同開発商品の第2弾、連携強化による販売チャネルの多様化を進める
千趣会は7月27日、人気のオリジナル婦人靴ブランド「BENEBIS(べネビス)」を再構築し、J・フロントリテイリング(JFR)との共同開発婦人靴ブランドとして、今秋から大丸松坂屋百貨店の店舗、千趣会カタログ、両社のECサイトで販売すると発表した。
千趣会の看板商品である「べネビス」を共同開発商品してJFRとの連携を強化し、販売チャネルの多様化を進めていく。
千趣会とJFRは2015年4月にPB商品共同開発や相互販売を目的とした資本業務提携を提携(参考記事)。2016年3月には婦人服共同開発ブランド「Kcarat(ケイカラット)」を大丸松坂屋百貨店の5店舗、両社のECサイトでの販売を開始している。
今回の「べネビス」の共同開発はこの取り組みの第2弾となる。
「べネビス」は1989年から27年間、「女性のための足に優しい靴」をキャッチコピーに履き心地にこだわったオフィス用シューズ、パンプスを開発。千趣会の看板商品の1つとなっている。
今回の共同開発で多くのユーザーを対象とするため商品の価格とテイストの幅を広げ、百貨店の顧客に向けたプレミアムラインを増やした。
8月31日から大丸松坂屋百貨店の9店舗で販売するほか、千趣会のカタログでは全ラインを取り扱い、着用シーンとコーディネートをイメージしやすい誌面作りで商品提案を行っていく。
両社のECサイトでも全ラインを展開し、メール販促やタイムリーなクーポン配布で顧客接点の頻度を高めていく。
新たに開発した「べネビス」の2016年度下期(2016年9月~2017年3月)の目標売上高は、大丸松坂屋百貨店が2億7000万円、千趣会が15億円、合計17億70000万円としている。
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