中川 昌俊 2017/1/26 10:00

楽天は1月25日、「楽天市場」に出店する約4万店舗のなかから、年間を通じて購入者からの投票や売り上げなどが優れたショップを選出し、表彰する 「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)」を開催。グランプリは家電などを取り扱う「Joshin web 家電とPCの大型専門店」(運営:上新電機)が初受賞した。

そのほか、総合賞10店舗、ジャンル賞124店舗(42ジャンル)、サービス賞24店舗、特別賞16店舗の計174店舗(同一店舗による複数賞受賞の重複を含む)が表彰された。

総合2位は家電などを販売する「エディオン楽天市場店」(運営:エディオン)が獲得。3位「ビックカメラ楽天市場店」。TOP3は家電製品を取り扱うショップが独占した。

前回まで7年連続でグランプリを受賞していた爽快ドラッグは2016年12月に楽天が完全子会社化しており、ノミネートされなかったようだ。その結果、前回で総合2~4位だった各社が繰り上がった形となった。

グランプリを獲得した上新電機の稲田智明氏(中)と楽天・三木谷浩史社長(左)

初めてグランプリを受賞した上新電機の稲田智昭氏は次のように喜んだ。

今回の受賞で、ジャンル賞は13年連続、総合3位までの入賞は10年連続となるが、10年目で初めてグランプリを受賞できた。運営していると大変なこともたくさんあったが、お客様からの応援の声が支えになってここまでやってこれた。さらに顧客満足度を高められるよう、継続してがんばっていきたい。

また、授賞式の最後には三木谷浩史社長は次のように総評を述べた。

2016年は楽天市場にとって進化の1年だったように思う。私が再び陣頭に立ち、SPU7(ポイントアッププログラム)や顧客満足度の向上、安心・安全のために毎日ミーティングを行ってきた。これによって、再び楽天市場の成長が始まったと感じている。つい数年前に流通総額が1兆円を突破したと発表したが、もう2兆円がそこまで見えてきている。これからも、機能面での拡張、サービス向上を続けていくつもりだ。

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