eBay Japan、「Qoo10」を通じた社会貢献を強化。総額500万円の寄付+EC・ライブコマースの「職場体験」で若者の将来の選択肢を支援
ECモール「Qoo10」を運営するeBay Japanが社会貢献活動を拡大。2026年は若草プロジェクトとI&Othersに総額500万円を寄付したほか、衣料品の提供やEC・ライブコマースの職場体験なども実施する。モノやお金だけでなく、若者の将来の選択肢を広げる支援に取り組んでいる。
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ECモール「Qoo10」を運営するeBay Japanが、寄付や物資提供、職場体験機会の提供などを通じた社会貢献活動を強化している。
2026年は、女性支援に取り組む一般社団法人若草プロジェクトと一般社団法人I&Othersに総額500万円を寄付。9月10日には、「いいショッピングQoo10の日」に合わせて寄付贈呈式を行った。
また、衣料品などの物資提供や職場体験の機会創出にも取り組んでいる。今後はI&Othersとの連携を強化し、女性に限らず、子どもや若者、高齢者にも支援対象を拡充する。

若草プロジェクトは、虐待や貧困など、さまざまな生きづらさや困難を抱える少女や若い女性を支援するために設立された団体。2016年に作家・僧侶の故・瀬戸内寂聴氏が提案し、元厚生労働事務次官の村木厚子氏らの呼びかけによって活動を開始した。
I&Othersは、2025年に若草プロジェクトの企業・連携プラットフォーム事業を引き継ぎ、事業分割する形で設立された団体。村木氏が代表理事を務める。困難を抱える女性や子ども、若者、高齢者らと、支援したい企業・団体をつなぐ。必要なサポートを必要な人に届けるためのデジタルプラットフォーム「TsunAが〜る」の運営に加え、調査・研究、人材育成などにも取り組んでいる。応援団参加企業として、eBay Japanのほか、ファーストリテイリングやハウス食品グループなどが名を連ねている。
eBay Japanは、2022年から3年間で若草プロジェクトに総額900万円を寄付。このほか、2026年8月までに延べ197施設へ合計1800点以上の衣料品を寄贈してきた。ファッションカテゴリーで発生する返品衣料品を、支援プラットフォーム「TsunAが〜る」を通じて毎月支援団体へ届ける取り組みも続けている。2026年1~8月には50着、32万6730円相当を寄贈したという。
金銭や物資の支援だけでなく、高校生や学生にECの仕組みや仕事を学ぶ機会も提供してきた。eBay Japanの本社に学生を招き、デジタルマーケティングなどの仕事に触れてもらう職場体験を実施。渋谷のライブコマーススタジオにも招待し、ライブ配信の見学・体験機会を提供。渋谷に開設予定の「Qoo10サンプルハウス」への招待などを通じ、将来の選択肢を広げる支援につなげたいとしている。
今後は、「Qoo10」の主力利用者層や商品ジャンルの特性を生かし、従来のファッション分野に加えてコスメなどビューティー領域での支援拡大も視野に入れる。コスメなどの寄付に加え、メイクアップ講座の提供なども検討するという。
支援を必要とする人へのサポートに加え、共同調査の発表を通じて社会課題を広く知ってもらう活動や、職場体験を通じた社会参画のきっかけづくりにも取り組んできた。厳しい環境に置かれている方々が安心して生活し、自分の力で歩み出せる環境を作ることは、日本社会における大切な課題の一つ。これからはさらに支援の幅を広げていきたい。
EC業界では今、ライブコマースやデジタルマーケティング、動画・コンテンツ制作など新しい仕事や働き方が次々と生まれており、こうした現場を知ることが、ご自身の新しい可能性に気づき、将来の選択肢を増やすきっかけになればと期待している。
我々の支援は、モノやお金を届けるだけでなく、新しい世界を知り将来について考えるきっかけを作ることも大切だと考えており、これからも会社の成長と社会への貢献を両立していきたい。(eBay Japan グ・ジャヒョン社長)
eBay Japanのグ・ジャヒョン社長
大きな助成金や寄付は単発や期間限定であることが多く、次の支援先を探すための自転車操業になってしまいがちで、市民活動をする団体共通の悩み。変わらずに応援し続けてくださることに、感謝している。
職場体験の機会も提供いただいていることは大きく、支援先の体験格差を埋めるのに役立っている。またQoo10からの物資提供はいつも「秒」でなくなるほど人気。Qoo10というブランドの力の大きさも実感しており、憧れのブランドが自分たちを気にかけてくれているという発見が、何より大きな価値になっている。(I&Others 村木厚子代表理事)
I&Othersの村木厚子代表理事



