イーシーキューブがStripeと協業、マーケットプレイスへアプリ公開

Stripeのマーケットプレイス「Stripe Apps」に公開した「EC-CUBE」用Stripe決済プラグインは①さまざまな支払い方法に対応②注文内容と支払い方法の集中管理が可能③世界中の地域に合わせた支払い方法を実装④強力な不正利用対策――といった特長がある。

鳥栖 剛[執筆]

4月16日 10:00

イルグルムの子会社でECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を展開するイーシーキューブは4月14日、決済プラットフォームのStripeと協業を開始したと発表した。「EC-CUBE」は日本企業として初めてStripeのマーケットプレイス「Stripe Apps」にプラグインアプリを公開した。

イーシーキューブがStripeと協業、マーケットプレイスへアプリ公開
協業により「EC-CUBE」のグローバル展開も進めていくという

「EC-CUBE」とStripeが提供する決済との親和性が高いことから協業が実現したという。今後、双方の強みや親和性を生かしながら国内EC市場でのビジネス展開を推進。「EC-CUBE」のグローバル展開も協力して進めていくとしている。

公開した「EC-CUBE」用Stripe決済プラグインは、コストが高いとされる世界各国のルールに応じた海外決済機能を、設定のみで簡単に実装できる。具体的には次の4つの特長があるという。

  • さまざまな支払い方法に対応
  • 注文内容と支払い方法の集中管理が可能
  • 世界中の地域に合わせた支払い方法を実装
  • 強力な不正利用対策

さまざまな支払い方法に対応

「EC-CUBE」の購入フローはそのままに、開発者が追加実装することなく、クレジットカード決済の他、コンビニ決済、デビッドカード決済、ウォレット決済、アプリ決済といったさまざまな決済方法に対応できるようになる。

注文内容と支払い方法の集中管理が可能

「EC-CUBE」側の注文管理とStirpe側の支払い管理をシームレスに連携し、注文と決済の状況をリアルタイムに把握できる。

世界中の地域に合わせた支払い方法を実装

開発者は開発コストを抑えながら、各国に合わせた決済手段を自動実装し、国境を越えた電子商取引ができるようになる。

強力な不正利用対策

世界中の数百万社以上の決済データを分析・機械学習を活用した不正利用機能を利用できる。

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