中川 昌俊 2015/4/20 8:30

アマゾンジャパンは4月17日、 海外や国内でのリゾートウエディングをプロデュースするワールドブライダルが「アマゾンマーケットプレイス」に出店し、挙式サービスの販売を開始したと発表した。「Amazon.co.jp」内で挙式サービスを販売するのは初めて。

アマゾンは今年に入り、アート作品参考記事や新車参考記事の取り扱いを始めるなど、これまで販売していなかった商品展開を進めている。従来、ネットで売りにくかった商品を持つ企業も、自社の商材がアマゾンで販売できるのではないかと考えるケースが増えており、新たな商品の取り扱いにつながっているという。今後、アマゾンで新たなジャンルの商品が販売され始めていく可能性が高そうだ。

ワールドブライダルでは、費用や準備の負担を理由に挙式をしていないカップルや、 再婚、 シニア婚を検討している人などを主なターゲットとして想定。価格は35万円、50万円、65万円の3つの定額プラン。通常より1~2割抑えた価格で販売し、需要の掘り起こしを図る。

挙式プランはハワイ、グアム、オーストラリア、沖縄の4地域の11式場が対象。利用者は式場と料金プランを選び、挙式の希望日を入力するだけで、店に足を運んで打ち合わせをしなくても申し込める。

注文した利用者にはアマゾンが販売するタブレット「キンドル」を提供し、挙式の流れや式場の様子などを確認できるようにした。ネット上で式の準備などを完結できるようにした。

料金の支払いはクレジットカードでの決済も可能。販売するプランは挙式会場、ヘアメイク、衣装料金などの挙式に関する費用となっており、移動日や宿泊費、披露宴の料金は含まない。ワールドブライダルでは追加サービスとしてこれらの対応も電話、メール、店舗で受け付けるとしている。

ワールドブライダルストア
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