中川 昌俊 2016/4/26 15:00

日本郵便は4月25日、ecbeingが提供するECサイト構築パッケージ「ecbeing」とシステム連携した。これにより、「ecbeing」を利用している事業者はECサイトに日本郵便のコンビニ・郵便窓口受取サービスを容易に低コストで導入できるようなった。国内のコンビニ・郵便局・はこぽすなど、約4万5000拠点すべてで受け取りを可能とするサービスと連携するのは「ecbeing」が初めてとなる。今後、日本郵便ではモールや他のECサイト構築サービスともシステム連携し、拠点受け取りに対応するサイトを増やしていきたいとしている。

システム連携により、「ecbeing」を利用するネットショップでは、日本郵便が提供する受取場所を地図上で選択できる「受取場所地図選択ASP」が利用可能になる。これにより、購入者は容易に受取場所を選択できるようになる。また、各受取拠点に商品が到着した際にメールで通知も可能になる。

システム連携の全体フロー

従来、こうしたシステム連携はショップごとに対応しており、システム改修に長い期間と数千万円のシステム改修費がかかっていた。今回、のシステム連携により「ecbeing」を利用しているネットショップは50万ほどの改修費と1カ月ほどの期間でサービスの導入が可能になるという。

会見に出席した日本郵便の津山克彦常務執行役員は「こうした取り組みにより、ピックアップ型の受け取りサービスのウェイトを大きくしていきたい」と話した。

左 ecbeing 林 雅也 代表取締役、右 日本郵便 郵便・物流営業部 津山 克彦 常務執行役員
この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]