中川 昌俊 2016/7/13 10:00

アパレルITベンチャーのIROYAは7月12日、在庫管理から顧客データ管理、配送、決済までをトータルでサポートし、アパレル企業のオムニチャネル化を支援する「Monopos(モノポス)」の提供を開始した。

IROYAはアパレルECサイト「IROZA」を運営するほか、アパレルの実店舗も運営している。こうした運営ノウハウを活用したサービスを提供する。

「Monopos」は、ECサイトと実店舗の在庫をリアルタイムに連携させることができる在庫管理システムのほか、POSレジ/決算機能、複雑な受発注・請求、 伝票管理を一元管理できる受発注管理システム、配送、自社サイト構築を基本パッケージとしたサービス。

オプションとして、物流サービス、アイテムの撮影・採寸・原稿作成を含む商品登録業務、モールとの連携なども提供する。

サービスを導入すると、「IROZA」のECサイト上にも商品を掲載することができるようになる。

物流業務や在庫連動システムなどは大和物流など大和ハウスグループと業務提携した。

基本パッケージの初期費用や固定費用は無料。EC販売による手数料が20%かかる仕組み。

2017年6月末までに100社、2年以内に海外を含めて1000社以上への導入をめざす。

Monoposのサービス提供範囲

 

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