買い物難民を支援する移動スーパーとくし丸 宮城県で初開業

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2020年01月23日(木)
オイシックス・ラ・大地株式会社
46都道府県目達成、東北エリアでさらなる稼働拡大をめざす

オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下「オイシックス・ラ・大地」)の連結子会社である、株式会社とくし丸(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:住友 達也、以下「とくし丸」)は提携するAコープ東北株式会社(以下、Aコープ東北)のAコープかしまだい店(宮城県大崎市)の開業で、宮城県においてとくし丸が初開業したことをお知らせいたします。なお、Aコープ東北は岩手県で8台、秋田県で1台稼働中で、宮城県での開業が10台目、Aコープ東北10号車となります。全国では46都道府県で476台が稼働しています。


■ 移動スーパーとくし丸とは

移動スーパー事業を展開する株式会社とくし丸は、買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進しています。

とくし丸と提携する地域のスーパーマーケット(以下SM)と契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携SMの商品を選りすぐり、約400品目1200点の商品を冷蔵機能を備えた軽車両に積み込んで各エリアを巡回し商品を販売する仕組みです。

また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客様に病気の兆候があった場合は地域包括センター等に連絡、詐欺事件を防止するなど地域の安全も見守っています。


■ 宮城県、東北における移動スーパーのニーズ
宮城県における高齢化率は22市町で30%を超え、県全体の高齢者人口(65歳以上)は62万9559人で、前年より1.6%増加しています。単身世帯も増加傾向で推移し高齢者全体の約19.3%に当たる12万1355人が1人暮らしという状況であることや、高齢夫婦のみの世帯も増加傾向で地域で高齢者を見守る活動を強化する必要があります。また、高齢者による重大交通事故を背景に東北各県では運転免許の自主返納も加速、自主返納者の9割が65歳以上を占めている状況です。(宮城県高齢人口調査 平成31年3月より抜粋)このような社会的背景も受けて、地域の見守りも兼ねた移動スーパーのニーズはさらに高まる見込みです。

■ 東北における提携スーパー
とくし丸は東北6県(青森、岩手、宮城、福島、秋田、山形)において11社のSMと提携し、44台が稼働しています。提携SMも増加傾向で現場で働く販売パートナー候補者からも多くの問合せを受けており、今後稼働拡大を見込んでいるエリアです。

■ Aコープ東北10号車の販売エリア
月曜・木曜(大崎市、松山エリア)
火曜・金曜(大郷町エリア)
水曜   (大崎市、松山エリア)

■ 販売パートナー紹介
梁川将太さん(やながわしょうた)1978年生まれ、宮城県多賀城市在住。
東京で長年接客業に携わった後、東日本大震災を機に地元宮城へUターンし再び接客業を経験。地域の高齢者の方々を助けたいという想いでとくし丸を開業。



■ 移動スーパーとくし丸の仕組み

週に2日お客様のご自宅前まで訪問し商品を販売。販売と同時に御用聞きや見守り活動も行っています。

粗利の30%は地域SMと現場で働く販売パートナーで分け合う仕組みで、お客様からは店頭価格に一商品あたりプラス10円頂いており、双方に5円ずつ還元される仕組みになっています。

買い物にお困りのお客様を支援し見守り活動もしながら、地域SMの利益を生み、現場で働く販売員の雇用にも繋がるという、持続可能なビジネスモデルが高く評価され、「グッドデザイン賞ベスト100」や総務省が主催する「ふるさとづくり大賞(2019年)」などを受賞しています。

■ 会社概要
株式会社とくし丸
創業:2012年
代表取締役社長:住友 達也
本社:徳島県徳島市南末広町2-95あわわビル3階
展開都道府県:46都道府県で120社のSMと契約しており、476台が稼働中(2020年1月23日時点)
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