国土交通省は1月19日、「大雪に対する国土交通省緊急発表」を公表した。1月21日から25日頃にかけて強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に、山地・平地ともに5日以上続く大雪となり、総降雪量がかなり多くなる恐れがあるとしている。
日本海では、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が停滞し、雪雲が同じ地域に流れ込み続けた場合、局地的に降雪が強まる可能性もある。
発表では、降雪状況によっては広範囲で高速道路、それに並行する国道などが同時に通行止めとなる場合があると指摘。広域的な迂回や通行ルートの見直しへの協力を呼びかけている。やむを得ず車を運転する場合は、冬用タイヤの装着、チェーンの携行と装着方法の事前確認、スコップや砂などの冬用装備の携行、早めのチェーン装着を求めている。
過去の大雪では、大型車の立ち往生が主因となり、甚大な影響が生じたケースが多いとして、運送事業者に対しては、事業用車両への冬用タイヤ装着の徹底など、安全確保に必要な措置を講じるよう要請した。
雪道で必要な対応を怠るなど、悪質な立ち往生が発生した場合には、事実関係を確認した上で、措置が不十分と判断されれば行政処分の対象となる可能性があるとして注意を促している。あわせて荷主側にも、トラック事業者への急ぎの運送依頼を控えるよう求めた。
また、大雪が予想される地域では、公共交通機関においても大規模かつ長時間の遅延や運休が発生するおそれがあるとした。最新の気象情報や交通情報を確認し、テレワークの活用なども含め、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
ヤマトは荷物の到着に大幅な遅延発生の可能性
ヤマト運輸はこの大雪の影響で、全国から青森県・秋田県・岩手県宛の荷物、同3県から全国宛の全商品について、到着に大幅な遅延が発生する可能性があると発表した。これらの地域を発着とする荷物については、遅延了承の上での荷受け対応となる。