「Amazonプライム感謝祭」で「買い物をした」は約5割。ブラックフライデーなど年末商戦に備えて購入金額を抑えた割合は47%
ナイルが実施したAmazonの大型セール「Amazonプライム感謝祭」に関する調査を実施、その結果を発表した。
10月14~15日に行われた特別セール「Amazonプライム感謝祭」を知っていたか聞いたところ、「知っていた」は63.8%が回答。7月の「Amazonプライムデー」は64.6%が「知っていた」と答えたため、ほぼ同数の認知度だった。
「知っている」と回答した人に「プライム感謝祭」で商品を購入したか聞いたところ、「買い物をした」は47.4%、「買い物をしなかった」が52.1%。「プライムデー」で「買い物をした」と回答したのは46.9%だった。
購入した商品で最も多かったのは「日用品」で、2位は「食料品」、3位は「パソコン・周辺機器」が続いた。日常的に消費するモノをセールでまとめ買いをしていると見られる。
「プライム感謝祭」で使用した金額については、最多が「10000〜19999円」で22.6%。「5000〜9999円」が21.1%だった。使用金額1万円未満は50.0%で、全体の半数を占めている。
「プライムデー」との利用金額を比較すると、「3000円未満」「5000〜9999円」「10000〜19999円」は、「プライム感謝祭」の方が大きい結果となった。2万円以上使用した割合は、「プライム感謝祭」が「プライムデー」よりも3.9ポイント少ない。
「プライム感謝祭」で買い物をした人に、ブラックフライデーなど年末商戦に備えて購入金額を抑えたか聞いたところ、「とても抑えた」が22.6%、「どちらかと言うと抑えた」が24.6%。年末セールを意識していたのは47.2%を占めた。一方、「意識しなかった」は52.0%だった。
「プライム感謝祭」「プライムデー」で買い物をした人に、「プライムデー」と比較した「プライム感謝祭」の満足度について質問。「価格」「ポイント還元」「商品ラインナップ」で「とても満足」「満足」の合計が過半数を占めた。
「プライム感謝祭」で買い物をしなかった588人にその理由(複数回答可)を聞いたところ、圧倒的に多かったのは「欲しい商品がなかった」。「その他」の回答では、「忘れていた」「プライム会員でない」などがあがっている。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年10月18~23日
- 調査委託先:ジャストシステム
- 調査対象:20~69歳の男女で、サンプル数は1626人
- 年齢は20~29歳331人、30~39歳330人、40~49歳326人、50~59歳309人、60~69歳330人、性別は男性810人、女性816人