爽快ドラッグがペット用品ECサイト「快適ねこ生活」などのココロを5億円で買収
ペット関連用品の売上高を早期に100億円まで拡大し、国内トップをめざす
爽快ドラッグは11月12日、ペットフード・ペット用品の卸最大手エコートレーディング子会社のココロの株式100%を取得する契約を締結したと発表した。買収額は5億円。爽快ドラッグはペット関連用品のインターネット通販市場において国内トッププレイヤーをめざす方針。エコートレーディングからココロを買収し規模を拡大、エコートレーディングとの業務提携を深める。
ココロはペット関連用品ECサイト「快適ねこ生活」「快適いぬ生活」「快適ペット生活」「PETLAND」などを運営しており、ペット関連用品大手EC企業の1社。
もともと、ペット用品メーカーのヒノキが運営していたが、2009年9月期末で4億3000万円の債務超過が発生し、エコートレーディングが2010年12月にヒノキの事業を0円で取得。ヒノキの負債、事業設備、従業員を引き継ぎ、新設したココロに事業継承していた。
ココロの2015年2月期の業績は、売上高が22億4000万円(前期比16.3%減)、営業利益は100万円(前期は6400万円の損失)、経常利益は100万円(同5800万円の損失)、当期純損失は600万円(同2億5600万円の赤字)。
2015年1月15日に株式譲渡が行われる予定で、その後吸収合併を実施する。ココロが現在運営しているECサイトは引き続き、爽快ドラッグが運営していく。
ペット関連用品の売上高は爽快ドラッグとココロ社合算で50億円強となっている。規模感のある仕入れを実現するとともに、サプライチェーンの最適化などコスト改善を図り、ペット関連用品の売上高を早期に100億円まで引き上げるとしている。
これは広告です