中川 昌俊 2016/3/17 17:10

SI・受託開発などを手がけるTISは3月15日、EC事業向けソリューションの強化を目的に、決済代行のベリトランス、EC管理システム提供のテクマトリックス、小売専門店向けソリューションを提供のクオリカと協業すると発表した。

ベリトランスの「Veri Trans3G」を活用し、カード、コンビニ、銀行などの基本決済、各種ウォレット決済や国際決済などさまざまな決済手段をECサイト構築に組み込むことができるようにする。

テクマトリックスの「楽楽ECブリッジ」を活用し、楽天、Yahoo!ショッピング、Amazonなどのモールと自社ECサイトとの連携を実現。

クオリカの「Specialty Qube」を利用し、リアル店舗との在庫連携を実施。自社ECサイトを中心とした販売に関わるチャネルの一元管理と物流、CRM、販売分析に至る一連のシステム構築が可能になるとしている。

TISは2015年10月、これまで培った大手通販業などECサイト構築技術や業務ノウハウをもとに、EC事業立ち上げ支援ソリューション「RetailCube」の提供を開始(記事参照)。

「RetailCube」の強化を目的に2016年2月にはレコメンドエンジン提供のナビプラス、動画配信などを手がけるミックスネットワークの2社と協業した(記事参照)。今回の協業ではバックエンド業務の強化を図る。

協業によりEC事業のバックエンド領域を強化する

TISでは今回の協業や、それぞれのサービスの詳細について説明するセミナーを3月24日に開催する予定(セミナーの詳細はこちら)。

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