人工知能で接客強化。クルーズが「SENSY」を導入し“パーソナルECサイト”めざす
「SHOPLIST.com by CROOZ」にファッション人工知能「SENSY(センシー)」を導入した
アパレルECサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営するクルーズはファッション人工知能「SENSY(センシー)」を導入し、「One to One マーケティング」といった“パーソナルECサイト”をめざす取り組みを始めた。
「SENSY」はカラフル・ボードが提供する人工知能搭載のファッションアプリ。人工知能がユーザーのファッションセンス「感性」を学習し、人工知能がユーザーの感性に適した商品を提案するもの。
従来型のレコメンドエンジンは、「この行動をしたユーザーには、オススメとしてこのアイテムを表示する」といった、あらかじめ組み込まれたロジックをもとにアイテムを表示する。そのため、「ユーザーごとに年齢・性別や好みが異なるにもかかわらず、店舗と違って一律の応対しかできない状態」(クルーズ)だった。
クルーズによると、人工知能型レコメンドエンジンの「SENSY」は、「既存のレコメンドエンジンよりもさらに精度高くアイテムを提案することができる」(同)。ユーザーごとに接客を変える“パーソナルECサイト”をめざすという。
今後、AIや新技術などのテクノロジーの導入を進め、ユーザー満足度の高いサービスを提供していく。
「SHOPLIST.com by CROOZ」は2012年7月にサービスを開始。開始初年度の取扱高は22億円超、3 年目となる2015年3月期には、100億円規模に拡大した。
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