アテニアは2月10日、音声とチャットの両方で相談できる「アテニア AIビューティアドバイザー」をECサイトに実装する。直営店舗の美容部員が培ってきた接客ノウハウをAIに学習させ、オンラインでも「対面接客の寄り添い」を再現する。
「アテニア AIビューティアドバイザー」は、接客マニュアルをAIに読み込ませ、音声・テキストチャット双方の接客に活用する。
ユーザーがECサイト上で質問すると、肌悩みや生活背景、利用シーンなどに応じたインタラクティブなアドバイスを、音声やチャットで提供。さらに、会話を通じて得られるVoC(Voice of Customer)データを活用し、提案内容を継続的に改善し、よりパーソナライズされたコミュニケーションの実現をめざす。
利便性だけでなく、「相談している感覚」や「理解してもらえている実感」といった、人の温度感のある接客体験を重視している点も特長という。
アテニアによると、紙を中心としたアナログ媒体によるコミュニケーションにおける制作・発送コストの高騰、顧客ニーズの多様化に伴うパーソナル対応といった課題を抱えており、こうした環境への変化対応として、ECサイト、メールマガジン、LINE、アプリなどのデジタル接点を強化し、アナログとデジタルを融合した「ハイブリッド通販」を推進している。
「アテニア AIビューティアドバイザー」の導入は「ハイブリッド通販」推進の一環。ZEALSが開発・提供する接客AIエージェントを導入してサービス化した。
アテニアは創業以来、「お悩みに寄り添うこと」を接客の原点としてきた。直営店舗では、美容部員が丁寧な対話を通じて、1人ひとりに最適な商品やケア方法を提案してきたという。今回のAI導入は、そうした接客ノウハウと美容知見をオンラインに展開し、店舗と同様に顧客1人ひとりに寄り添った提案と対話を実現する取り組みとなる。
