電通、アジア地域でECサイト構築などを行うブルーコム社を買収
アジアEC市場への関与を強化
電通は11月24日、アジア地域でeコマース領域のソリューションを提供する有力企業Bluecom Solutions Limited(ブルーコム社)の全株式を、海外本社の電通イージス・ネットワークが取得すると発表した。
買収後、ブルーコム社のサービスのブランド名を「Isobar Commerce(アイソバー・コマース)」と改め、電通イージス・ネットワークがデジタル領域のサービス提供を行っているIsobar(アイソバー)のネットワークに組み込む予定。ブランドと消費者とのエンゲージメント強化を図るとしている。
ブルーコム社は2012年設立。上海市を拠点に、香港市、シンガポール市、ホーチミン市などにも営業拠点を保有。アジア地域のグローバル企業に向け、EC・プラットフォームの構築やコンサルティングのほか、アジア各国に向けたローカライズ化などのEC関連サービスを提供している。
世界3大ECプラットフォームとして知られる「Magento(マジェント)」、「Salesforce Commerce Cloud(セールスフォース・コマース・クラウド)」、「SAP Hybris(SAPハイブリス)」のアジア地域の重要なパートナーにもなっている。
アジア地域は現在、EC市場の拡大が続き、今後さらに成長が見込まれる。電通はブルーコム社を買収することで、アジアEC市場への関与を強めていく考え。
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