ベルメゾンの利用客にDM送付で新規ユーザー獲得を支援、千趣会とFIDが連携
DM送付のプラットフォームを提供するだけではなく、DMの効果測定から追加配送まで全自動で行えるようにした。
千趣会とECシステムの開発を手がけるFIDは5月8日、千趣会の法人向けのダイレクトメール(DM)発送サービス「ベルメゾンダイレクトメールプロモーション」を活用し、DMの効果測定や追加発送を自動で行える新サービスを開始した。
DMを使ってカゴ落ちユーザーにリマインドするなど、売上拡大につながるマーケティング施策を実現。活用するEC企業の新規顧客獲得を支援する。
FIDのマーケティングオートメーションツール「MOTENASU(モテナス)」と「ベルメゾンダイレクトメールプロモーション」を提携してサービスを構築した。
「ベルメゾンダイレクトメールプロモーション」は、千趣会の通販「ベルメゾン」を利用する約1500万人の顧客基盤を活用したDM送付サービス。クライアントの希望に合わせて、年齢や性別などの条件で送付先をセグメントできる。
「MOTENASU」と連携した新サービスでは、DMに顧客専用のQRコードを印刷する。QRコードにアクセスしたユーザーのウェブサイトの滞在時間、ページ遷移、ECサイトのカゴ落ちといった行動を追跡。マーケティングシナリオを組むことで、DMの追加発送などを自動化する。
千趣会の法人事業部広告チームは、新サービスについて次のようにコメントしている。
DM送付の媒体を提供するだけではなく、DMの効果測定から追加配送まで全自動で行えるようになった
FIDはリピート通販専用カート「侍カート」を提供している。近年はマーケティングオートメーションツールの開発にも力を入れており、オンラインとオフラインを活用した「オンオフ融合マーケティング」を提唱している。
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