楽天オークションが「チケットキャンプ」運営のフンザと提携、チケットの二次流通促進狙い
相互送客のほか、検索結果表示にも対応予定
楽天オークショは9月24日、興行チケットの再販マーケットプレイス「チケットキャンプ」を運営するフンザと、チケット売買において業務提携契約を締結したと発表した。両社のトップページなどから相互送客を行う。今後は「チケットキャンプ」の取扱商品を「楽天オークション」の検索結果に表示する予定。米国などに比べて流通額が小さいチケットに関する二次流通市場の拡大につなげたい考え。
「チケットキャンプ」は月間700万人以上が訪問する国内最大級の興行チケット再販マーケットプレイス。ライブやミュージカル、スポーツなど幅広いチケットを取り扱っている。定価以下のチケット売買は売り手も買い手も取引手数料無料で利用できる。
購入者からのチケット代金を事務局で預かり、チケット到着後に出品者へ料金を支払うエスクロー決済「あんしん決済」を採用。取引監視やモバイル認証、評価システム、本人確認などにより安心して利用できる仕組みを整えている。9月24日時点で出品されているチケットは約7万枚。欲しいチケットとして登録されているのは約1万枚となっている。
チケットの再販サイトについてはチケットストリートがすでに「ヤフオク!」「モバオク」「楽天オークション」で掲載、8月5日にはヤフーショッピングへの出店も開始した。モールとの連携により露出を高め、チケットに関する二次流通市場の拡大につなげている。
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