アディダス初の公式ECアプリ「adidasアプリ」、オムニチャネル戦略を推進
アディダス ジャパンは4月16日、国内のアディダス初となる公式EC-orijinnアプリ「adidasアプリ」(iOS版/Android版)を公開した。
「adidasアプリ」は、スムーズな商品検索や注文・購入、ユーザーのお気に入りカテゴリー・商品設定機能のほか、アディダスのシューズやウエアの画像による商品検索機能を搭載している。
会員プログラム「adiCLUB」会員に登録してアプリでポイントをためることで、商品の発売情報や会員限定商品の案内、スペシャルイベントへの招待など、さまざまな特典を楽しむことができる。
アディダス ジャパンは店舗とデジタルの連携強化を進めている。2017年10月に、アディダスとリーボックのECサイトを対象に店頭取り置きサービスを本格導入。同年12月には、Googleが提供する「ローカル在庫広告」を導入し、店舗周辺でGoogle検索を行った買い物客に対して商品と店舗情報を表示できるようにした。
2019年4月には国内最大の旗艦店「アディダス ブランドコアストア渋谷」をリニューアルオープン。ECとの連動性を高めるため、オンラインストアで購入した商品を受け取れる専用カウンターを3階に設置している。
2019年8月には、ECモール「Qoo10」内に公式アウトレットショップをオープン。自社の公式ECサイトではアウトレット商材を扱っているが、アウトレット専門で扱う公式サイトの開設は初めて。「Qoo10」内に開設した公式アウトレットショップは「adidas アウトレットショップ」「Reebok アウトレットショップ」。公式ECサイトでは扱っていない「Qoo10」限定のアウトレット商材を販売している。
アディダスはオムニチャネル戦略を推進し、ECの機能拡充、デジタル・リアルの連携強化(オンラインで購入し、店舗で受け取るCLICK&COLLECTなど)などに取り組んできた。今後もユーザーにアディダスの世界観を楽しんでもらうために、快適なショッピング環境作りを実現していくという。