渡部 和章 2020/4/17 11:00

ファーストリテイリングが4月9日に発表した2020年8月期中間期(2019年9月-2020年2月期)連結決算によると、国内ユニクロ事業におけるEC売上高は前年同期比8.3%増の525億5000万円だった。

EC売上高は前年同期(2018年9月-2019年2月)を上回ったものの、暖冬の影響で冬物コア商品の販売に苦戦したことから増収率は鈍化した。前年同期のEC売上高の増収率は30.3%だった。

なお、2019年8月期中間期のEC売上高は485億2800万円、 通期では832億2800百万円。

EC化率は約11%

国内ユニクロ事業の実店舗を含む売上収益全体に占めるECの割合(EC化率)は、2020年8月期中間期時点で約11%。EC化率は前年同期の9.9%から上昇している。

EC化率が高まった要因として、EC売上高が伸びたほか、実店舗の売り上げが減少したことも影響した。

国内ユニクロ事業の2020年8月期中間期の売上収益は、前年同期比5.7%減の4635億7400万円だった。

2019年8月期連結決算における「国内ユニクロ事業」のEC売上高は前期比32.0%増の832億円。EC化率は前の期の7.3%から9.5%へ上昇していた。

ファーストリテイリングが10月10日に発表した2019年2月期連結決算によると、「国内ユニクロ事業」のEC売上高は前期比32.0%増の832億円
「国内ユニクロ事業」のEC売上高と構成比の推移(表は編集部が決算資料を基に作成)
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