中川 昌俊 2014/10/16 18:52

オークション比較サイトを運営するオークファンは10月15日、クーポン受け取りアプリ「Gotcha!mall(ガッチャモール)」を、大手企業やブランドが出店できるモールとして展開すると発表した。スタート当初は約20社のクーポンを取り扱う予定。従来はパルコ1社に対してサービスを提供していたが、対象企業を増やしてユーザーの利便性を向上、アプリの魅力を高める。多くの企業が提供するクーポンをダウンロードできるモールに育て、出店企業の参加につなげていく考え。

「ガッチャモール」は無料でダウンロードできるアプリ。アプリ上に存在する人気店や有名ブランドのカプセルトイ(小型自動販売機)でプレイすると、ECサイトや実店舗で利用できるクーポンや景品が提供される仕組み。

多くの商品のクーポンを発行できる企業の場合、企業専用のカプセルトイを用意。企業はジャンル毎に分けられたカプセルトイを通じてクーポンを発行する仕組み。

企業専用のカプセルトイ

カプセルトイを利用し、エンターテインメント性を高めている「ガッチャモール」は、これまで累計1000万回以上のユーザープレイを創出している。獲得したクーポンから来店する率も、通常のクーポン配布に比べて高いという。

「ガッチャモール」は現在、グランドデザイン&カンパニーが運営しているが、オークファンはすでに同社を子会社化することを決定している。オークファンは今後、同事業を新規分割する新設会社で運営していく予定。また、出店企業のDMP、POSデータなどとも連携し、効果的なオムニチャネル施策を実現していくとしている。

カテゴリーセレクションでは、商品数が少ない企業のみを集めた
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