スーパーデリバリー、「2025年10月~12月 仕入れ価格動向レポート」を発表

リリース情報提供元:プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES

ラクーンホールディングス
安定していた「お米」が過去最高の指数360に再騰チョコレートや季節性の高いスイーツも年末需要と原材料高で大幅上昇

株式会社ラクーンコマース(本社:東京都中央区、代表取締役社長:和久井 岳)が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」は、2025年10月~12月における商品仕入れ価格の動向をまとめた「仕入れ価格動向レポート」を発表しました。



■背景と目的
スーパーデリバリーは、国内メーカーと小売店やサービス業などの事業者が取引する卸・仕入れサイトです。日本の事業者を対象とした国内版に加え、世界134か国への卸販売が可能な越境版も展開しています。アパレルや雑貨を中心に、家具、生活家電、食品など幅広いジャンルの商品が200万点以上掲載されています。
本レポートは、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」における商品の仕入れ単価(1個あたり)の動向を、2019年を基準(=100)とした価格指数として分析したものです。2025年10月~12月のデータに基づき、主要ジャンルごとの価格変動を前期(2025年7月~9月)と比較しながら解説します。

■仕入れ価格指数の動向
2025年10月~12月期の価格動向は、「季節要因による上昇」と「特定品目の高止まり」が顕著に表れました。
最大のトピックは、前期(7月~9月)に一度落ち着きを見せた「米」が再び急騰し、過去最高の360.12を記録したことです。また、年末のギフト・パーティー需要により、「ケーキ・スイーツ」「チョコレート」が大幅に上昇しました。
アパレル面では、冬物へのシフトに伴い「トップス」の単価が上昇。一方で、9月の需要期を終えた「防災用品」や「文具・事務用品」、季節外となった「傘・日傘」などは価格を下げる結果となりました。






※本リリースでは主要カテゴリを抜粋して掲載しています。全カテゴリの指数一覧は以下をご覧ください。
全カテゴリの価格指数一覧
https://blog.superdelivery.com/aboutsd/report/134673.html l

前回の調査はこちら
スーパーデリバリー 仕入れ価格動向レポート 2025年4月~6月までの物価高を調査
https://blog.superdelivery.com/aboutsd/report/128223.html

■前期比で上昇が目立ったカテゴリ
・米 (+38.0%)
前期の低下から一転、指数は360を超え、2019年比で3.6倍という驚異的な水準に達しました。新米の流通時期を経てなお価格が上昇しています。しかし、今後は新米表記がなくなると価格が下がる可能があります。

・トップス (+30.4%) ・ チョコレート (+30.1%)
季節要因が強く反映されました。「トップス」は単価の高い厚手のニット類への仕入れシフトが要因として考えられます。「チョコレート」は、バレンタイン商戦に向けた早期仕入れと、数年前から続く世界的なカカオ豆価格の高騰があわさり、指数を大きく押し上げています。

・ベビーウェア・小物 (+24.6%)
前年同期(199.4)と比較しても大幅な上昇となりました。少子化が進む一方で、孫へのギフト需要などを含め、子供一人にかける費用は増加傾向にあります。出産祝いといったギフトニーズに加え、ただ安いのではなく高機能素材を採用した単価が高い商品の取引が活発化していることが主な要因と推測されます。

・ケーキ・スイーツ (+16.3%)
クリスマスや年末年始のイベント需要により、1年で最も高い指数を記録しました。原材料費の上昇分が、季節限定の付加価値商品という形で価格転嫁されている様子がうかがえます。

■前期比で低下が目立ったカテゴリ
・防災用品 (-13.7%) ・ 文具・事務用品 (-13.5%)
9月の「防災の日」や新学期に向けた需要が一段落したことで、仕入れ単価が落ち着きました。特に防災用品は、前期の過熱気味な需要からの反動減と考えられるでしょう。

・傘・日傘 (-20.0%)
季節外となったことで需要が急減し、価格指数も大きく低下しました。在庫処分やオフシーズン向けの低価格取引が中心となった結果と考えられます。

・DIY用品 (-13.7%)
100を割り込む92.5まで低下しました。年末の大掃除や修繕需要は根強いものの、高単価な大型資材から消耗品中心へと取引の内容が移行しています。これは物価高騰に伴う節約志向の影響で、趣味のDIYなど「不要不急の大きな支出」に対し、消費者の購買姿勢が慎重になっている可能性があります。

■まとめ 食料品・冬物アパレルを中心に価格上昇が加速
2025年10月~12月期の価格動向は、生活必需品のコストプッシュと季節イベントによる需要増が同時に進行し、需給の強弱が鮮明となりました。
価格上昇カテゴリ、特に食料品の価格高騰は深刻であり、仕入れコストの圧縮が難しい状況です。セット販売や付加価値の提案など、単価上昇に見合った販売戦略が不可欠です。
一方で、DIYや季節外商品などの価格低下カテゴリでは、次のシーズンを見据えた在庫確保や低単価を活かした集客施策が有効と考えられます。
原材料費や物流コストの影響は2026年以降も続くと予想されます。ラクーンコマースでは、今後も定期的に仕入れ価格指数の観測を続け、データに基づいた経営判断をサポートする情報提供に努めてまいります。

■調査概要
- 分析対象データ: 卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」における商品取引データ
- 指標: ジャンル別 仕入れ価格指数(2019年の平均価格を100とする)
- 分析対象期間: 2025年10月1日~12月31日

※本レポートの価格指数は、スーパーデリバリーにおける実際の取引データに基づき、各カテゴリ内の商品単価(1個あたり)を加重平均して算出しています。基準年は2019年(1月~12月平均)=100です。
※これは卸売段階での価格動向を示すものであり、消費者物価指数(CPI)や企業物価指数(CGPI)とは異なります。
※指数はカテゴリ全体の平均的な動向を示すものであり、個別の商品価格の変動とは必ずしも一致しません。
※価格指数の変動率(前期比)をパーセントで表記しています。

■参照
スーパーデリバリー https://www.superdelivery.com
メーカーと小売店やサービス業などの事業者が取引する卸・仕入れサイトです。商品掲載数は200万点超。メーカーにとっては、地域を超えた49万店舗への販路拡大ツールとして効果を発揮し、小売店にとっては3,200社を超える出展企業とインターネットを通して取引でき、仕入先を大幅に拡大することが可能です。またコストや手間、リスク等を解消し効率的な取引を実現します。第1回日本サービス大賞にて地方創生大臣賞を受賞。(数字は全て2025年10月末時点)

■会社概要
株式会社ラクーンコマース https://www.raccoon.ne.jp/commerce
代表者:代表取締役社長 和久井 岳
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立:2018年11月
資本金:300,000千円
株主:株式会社ラクーンホールディングス100%
(東京証券取引所プライム市場上場 証券コード3031)

■本件に関するお問合せ先
株式会社ラクーンホールディングス
広報 大久保
pr@raccoon.ne.jp

■サービスに関するお問合せ先
スーパーデリバリーサポートデスク
https://www.superdelivery.com/p/contents/guide/help/help_form.jsp
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