ニールセン デジタルが発表した、2025年の日本におけるトータルデジタル(デジタルコンテンツ全般)のインターネットサービス利用ランキング「Tops of 2025: Digital in Japan」によると、利用者数は「Google」、利用時間シェアは「YouTube」が最も高かった。ECでは「楽天市場」「Amazon」「Temu」が利用上位のサービスとなっている。
ランキングは、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率のデータを基に、インターネットサービス利用ランキングを算出した。
PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルのリーチと利用者数で、平均月間利用者数のトップは「Google」で8476万人、続いて「Yahoo Japan」が8295万人、「LINE」が8146万人だった。「Google」「Yahoo Japan」「LINE」はいずれも8000万人を超えており、人口の60%以上にリーチしている。
EC分野では「楽天市場」の平均月間利用者数が7215万人、「Amazon」が同6804万人。「Temu」は同5721万人となっており、上位10サービスに入った。
トータルデジタルの利用時間シェアに着目すると、利用時間シェアのトップは「YouTube」で41%、続いて「LINE」が10%、「Google」が7%だった。「TikTok」は4%で「Instagram」の3%を上回っている。
ニールセン デジタルは「消費者の限られた可処分時間の奪い合いが激化している」と指摘。さらに、YouTubeの利用時間シェアが4割を超えていることからも「動画コンテンツはもはや娯楽の一部ではなく、情報の中心と言っても過言ではない」と解説している。
平均月間GRP(のべデジタルコンテンツ視聴率)に着目すると、1位は「YouTube」で8万1181、続いて「LINE」が4万8656、「Yahoo Japan」が3万4859だった。これに続き、「Google」が3万2252、「Instagram」が1万5226。6位に「楽天市場」(GRPは8612)、8位に「Amazon」(同5384)が入っている。
ニールセン デジタルは「消費者の時間が“コミュニケーション”から“動画コンテンツの消費”へとシフトしている」と考察している。
調査結果を受け、ニールセン デジタルは「サービス提供者は、サービスの改善を進めていくにあたり、リーチだけでなくGRPや利用時間の最新動向トレンドも含めて的確に把握し、消費者のニーズに応えるサービスを展開することが重要」だと提言している。
ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)について
ニールセン デジタルによる「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」は、デジタル媒体の全てのコンテンツを、PC、モバイル、タブレット、CTV(コネクテッドTV、インターネット回線に接続されたテレビ端末)など全てのデバイスを横断して計測。デジタルコンテンツ全体の視聴者のメディア接触と消費量を包括的に把握するという。
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