ビックカメラはこのほど、新たなオリジナルブランド「ビックアイデア」を発表した。「ビックアイデア」は、従前のオリジナルブランド「ORIGINAL BASIC」「ORIGINAL SELECT」「HashTAG」を統合・進化させたもの。「良いより、よくぞ。」をコンセプトに、3月14日から順次発売する。
スペックが優れているだけの「良い商品」ではなく、顧客が商品を手に取った瞬間に「よくぞ出してくれた!」と感じる体験の提供をめざす。
「ビックアイデア」の商品は、3月14日に開店する東京・池袋の「ビックカメラ 池袋西口IT tower店」で先行販売を開始する。4月1日からは、全国のビックカメラグループ各店舗と、インターネット総合通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」でも販売を始める。
「ビックアイデア」の商品開発の起点には、ビックカメラが約半世紀にわたり販売現場で蓄積してきた「なぜ人はそれを欲しがるのか」という洞察と、「物欲を科学する」という発想を据えている。
単なるデータ分析にとどまらず、ビックカメラで販売員の頂点に立つ専門販売員のマイスターが開発工程に参画する。ビックカメラは「驚きと喜びで『生活変化率』を最大化させる商品への出会いへと変えていく」としている。
「ビックアイデア」では、生活者の声をダイレクトに商品開発へつなげる取り組みとして、「欲の窓口」を開設する。SNS上で「#つくってほしい」のハッシュタグを付けて投稿されたものに対し、「ビックアイデア」がその声を受け止める。寄せられたアイデアは、ビックカメラが定義する「物欲科学サイクル」を通じて、開発を検討する。
ビックカメラは「デジタル化や購買行動の効率化が進む中で、生活者の買い物体験は合理化されている一方で、店頭や売り場における偶然の発見や、『思いがけず欲しいものに出会う』体験は、従来に比べて相対的に生まれにくくなっているという見方もある」と考察。
ビックカメラの豊富な品ぞろえと専門性の高い販売員による提案力を基盤に、現代の生活者に向けて「ほしい」という感情が自然に立ち上がるような購買体験の創出をめざして「ビックアイデア」を立ち上げた。ビックカメラは「ビックアイデア」を通じて、「商品そのものの価値に加え、選ぶ過程や使い続けることまでを含めた購買価値の向上に取り組む」としている。
