カインズは5月27日、オーダーカット家具のプラットフォーム「CAINZ DIY MARKET」で新たな家具シリーズの販売を開始した。コクヨがデザインを担当し、学校家具の構造を生かしている。教育施設やオフィスで使われてきた家具の構造や発想を取り入れた2つのシリーズ「学校家具の知見を生かした家具シリーズ」「オフィス家具の知見を生かした家具シリーズ」を展開する。
「学校家具の知見を生かした家具シリーズ」
教育施設で使用されている学校用机や椅子のフレームをベースに、コンピューター制御によって複雑な形状を切り出せるCNCルーター「ShopBot」で加工した木製パーツを組み合わせた。高度なデジタルツールを用いて設計と製造を融合させる製造プロセス「デジタルファブリケーション」技術を活用し、機能性と意匠性を兼ね備えた新しい家具として提案する。5月27日から販売を開始した。一例は次の通り。
学校用机フレームを使用したパーソナルチェア
学校で実際に使用されている学校用机フレームをベースに再構成したパーソナルチェア。「小」「大」の2サイズを展開する。「小」は座面が低い設計で、子どもの利用や座椅子代わりの利用を想定している。販売価格は税込2万5800円。「大」はダイニングチェアやデスクワーク用として多目的な使用を想定している。同2万9800円。
学校用机フレームを使用したキッズデスク/ワークデスク
学校で実際に使用されている学校用机フレームをベースに再構成したデスク。シンプルかつ懐かしさを感じられるデザインとしている。省スペースでの利用も可能だ。販売価格は、キッズデスクが税込1万8800円。ワークデスクが同2万2800円。
「オフィス家具の知見を生かした家具シリーズ」
コクヨのデザイナーがデザインを担当したオフィスユースの家具を、2026年6月から「CAINZ DIY MARKET」にて順次販売する。オフィス用家具の知見と柔軟な発想を掛け合わせ、機能性とデザイン性を両立したという。ラインアップは全13点となる。

コクヨとの商品開発の背景
カインズはCNCルーター「ShopBot」を活用し、装飾性の高いデザインや高度な造形のアイテムをこれまでに179点開発してきた。
教育・オフィス空間の家具開発に取り組んできたコクヨの知見やデザインと、「くらしDIY」を掲げ、創意工夫による価値提供を行ってきたカインズによって今回の家具シリーズの開発を実現した。

