日本郵便は11月20日、EMSよりも安価に海外へ小型荷物を送付できる「国際eパケットライト」の取扱国・地域を拡大すると発表した。2026年1月1日から計138か国・地域への配送に対応する。
新たに98か国・地域の取り扱いを開始する。追加する地域は、アフリカ地域や中央アメリカ・西インド諸島など。そのほかヨーロッパ圏ではアイスランドやウクライナ、南アメリカではアルゼンチン、チリなどが新たに対象に加えた。
「国際eパケットライト」は2016年10月に提供を開始した海外向け小形包装物サービス。長さ・幅・厚さの合計90cm以内(長さ最大60cm)、重さ2kgまでの荷物を航空便扱いで送ることができる。書留扱いの「国際eパケット」よりも低料金で利用でき、追跡サービスにも対応している。配送は受取人の郵便受け箱への配達を基本とし、到着までの所要日数はおおむね5〜21日。利用は、「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールで専用の「国際eパケットライト」ラベルを印刷する。

「国際eパケットライト」の料金表

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