業務用食材卸の久世は2025年11月、飲食店向け業務用食材のBtoB-ECサイト「ProDEPOT(業務用食材のプロデポ)」を正式オープンした。
「プロデポ」の名称に含まれる「プロ」には、「Appropriate Time(適切な時に)」「Proper Quantities(適切な量を)」「For Professional Use(プロ向けに)」という意味を込めた。業務用食材のほか、備品・消耗品まで幅広い商品を取りそろえ、飲食店に対して適時適量で届けることをめざす。
「プロデポ」は、久世の既存機能の補完、デジタル化によって顧客の利便性を高め変化する物流環境に対応することを目的に開設。今後は機能強化を進めながら顧客接点を拡大し、リアルとデジタルを融合させた独自の販売ネットワーク構築を検討していく。
久世は2035年3月期に創業100周年を迎える。100周年に向けた長期ビジョンとして「持続可能で質的な成長」を経営方針とし、第1フェーズでは「成長への再スタート」をテーマに事業基盤の再構築を進めている。 そのなかで「未来を創る5つの施策」の1つに「EC事業」を掲げている。2026年3月期の取り組みとして「物流受託事業とEC事業」について、冷凍食品の通販需要拡大を背景に物流受託事業の推進、大手プラットフォーマーとの協業も進めている。「プロデポ」の開設は、こうした取り組みの一環として位置付けている。