ZETAは、Channel Corporationと生成AIを活用したサービス領域で業務提携したと発表した。
「ZETA CXシリーズ」の一部サービスとの連携も開始

欧米で先行しているエージェンティックコマースの波は、近い将来日本でも急速に広まり、従来の検索型ECを塗り替えると予想される。
「ChatGPT」「Gemini」といった生成AIサービスだけではなく、個別のECサイトにおいてもAIエージェントが実装され、RAG連携によってECサイト内の検索、レビュー、Q&Aなどの情報とリアルタイムに連携する事例が増え、次世代ECのスタンダードになっていくと見込まれる。
こうした背景を踏まえ、ZETAは「チャネルトーク」と「ZETA CXサービス」の連携を実現するため、業務提携に至った。
提携の第一弾として、「ZETA CXシリーズ」のEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」と、Channel Corporationが提供するAI顧客コミュニケーションツール「チャネルトーク」のサービス連携を開始する予定だ。
現在、EC市場では生成AI活用による顧客体験(CX)の向上が急務となっている。ZETAは2025年11月から、EC向けAIチャット「ZETA TALK」を通じて、商品検索と連動した対話型コマースソリューションを提供している。
カスタマーサポート(CS)領域でのチャネル連携やCRM機能を求めるニーズも高まっていることから、グローバルで22万社以上の実績を持つChannel Corporationとの業務提携とサービス連携を開始した。
「チャネルトーク」は、AIエージェント「ALF」やAI電話、顧客理解のためのCRM機能など、コミュニケーションに必要な機能を搭載したAI顧客コミュニケーションツール。EC(小売)、BtoB SaaSなどの顧客対応の領域で活用され、グローバルで22万社以上に導入されているという。
サービス連携によるシナジーと今後の展望
2社のサービス連携により、次のようなシナジーが実現できるという。
- RAG連携によるニーズに寄り添った接客の実現
「ZETA SEARCH」「ZETA VOICE」を「チャネルトーク」のAIエージェント「ALF」にRAG連携させることで、定型文を返信するだけのFAQ対応に留まらない、購買意欲を促進する「消費者ニーズに寄り添った接客」の実現をめざす。 - ソリューション選択肢の拡充とマーケット拡大
CS、CRMに強みを持つ「チャネルトーク」との連携で、多様な事業フェーズや戦略を持つEC事業者に最適なソリューション提供が可能になるという。これにより、ZETAのデータ活用領域が広がり、より広範囲なEC市場へのアプローチを加速させる。
今後は、サービス連携により、ECサイトにおける「個々の顧客ニーズに寄り添った商品提案」の自動化を推進し、接客品質の向上によるコンバージョン率・LTVの改善を支援していく。EC事業者およびエンドユーザー双方に対し、信頼とリピート率向上につながる「AI時代の新しい購買体験」を提供していくという。
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