アマゾンジャパン、新幹線を活用した商品輸送をスタート

Amazonは新幹線を活用した商品輸送を開始。東北、北海道、北陸方面への拠点間輸送に鉄道インフラを組み込むことで、青森、函館、金沢エリアで当日配送の対象を拡大し、配送効率と環境負荷低減の両立をめざす。

鳥栖 剛[執筆]

5月29日 7:30

アマゾンジャパンは5月28日、新幹線を活用した商品輸送を開始したと発表した。JR東日本グループが提供する列車荷物輸送サービス「はこビュン」を活用して実現したもので、対象は東北新幹線、北海道・東北新幹線、北陸新幹線の3路線。これにより、青森、函館、金沢の各エリアで当日配送の対象を拡大する。

アマゾンジャパン、新幹線を活用した商品輸送をスタート
新幹線を活用した商品輸送のイメージ

対象路線は、東北新幹線「はやぶさ」(東京―新青森間)、北海道・東北新幹線「はやぶさ」(東京―新函館北斗間)、北陸新幹線「はくたか」(東京―金沢間)。車内の業務用スペースの一部を使って商品を輸送する。アマゾンジャパンは、JR東日本、JR北海道、JR西日本の協力のもと、拠点間輸送(ミドルマイル輸送)に既存の鉄道インフラを活用する。

アマゾンジャパン、新幹線を活用した商品輸送をスタート
新幹線車内の業務用スペースの一部を使って商品を輸送する。

輸送は2026年3月に東京―新青森間、東京―新函館北斗間で開始し、5月には東京―金沢間でも始めた。新幹線の高い定時性と速達性を配送ネットワークに組み込むことで、数百万点の商品について、青森、函館、金沢エリアで当日配送が可能になったとしている。

各路線の所要時間は、東京―新青森間が2時間58分、東京―新函館北斗間が3時間57分、東京―金沢間が2時間53分。Amazonは、こうした速達性を生かし、配送スピードの向上と配送オプションの拡充を図る。

また、新幹線輸送は、トラック輸送と比べて幹線輸送区間におけるCO2排出量の低減も見込めるという。既存インフラを有効活用することで、配送効率と環境負荷低減の両立をめざす。

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