千趣会子会社がグルメ通販を強化。ワイン専門店を食品カテゴリー全般を扱う「暮らすグルメ」へ刷新
千趣会子会社のウェルサーブは、ワイン専門の通販サイトをグルメのECサイトに刷新した。食品カテゴリー全体に売り場を拡大する
千趣会の子会社ウェルサーブは、グルメ分野のネット通販を強化する。
ワイン専門通販サイト「暮らすワイン」を2月13日に「暮らすグルメ」としてリニューアルオープン。食に関する9つのカテゴリーを展開する。
9つの食品カテゴリーを順次展開
ウェルサーブは、千趣会と外食店舗の運営や食品酒類の製造・小売などを行うJFLAホールディングスとの共同出資会社。「暮らすグルメ」では食に関する9つのカテゴリーを設け、それぞれを専門店とし、JFLAホールディングスの商社・メーカー機能を生かしてオリジナリティのある商品を展開していく。
「暮らすグルメ」が展開する9つの食品カテゴリーは以下の通り。順次オープンする予定。
- ワイン:プロが薦めるワインを日常的に買い求めやすい価格で提供。
- 水・ソフトドリンク:有名ブランドの水やお茶などを値打ち価格で提供。
- コメ :農家直送米や一流料理人や有名店が監修したオリジナルブレンドのコメを提供。
- パン :焼く前のパン生地を冷凍で配達。焼くだけでユーザーは焼き立てのパンが食べられる。
- 総菜:半調理済みのオリジナル無添加冷凍総菜(下味は調理済み)。少しの手間で手の込んだ料理を作ることができる。各家庭がメニューに取り入れやすい。
- 自然派食品:オートミールやオイル、ビネガー、ジャム、調味料などを提供予定。
- コーヒー:カプセルコーヒーを中心に、手軽においしく楽しめるものを提供。
- スイーツ:有名ブランドのチョコレートの他、各国の板チョコやスイーツを扱う予定。並行輸入品のため、買い求めやすい価格で提供できる。
- 日本酒・果実酒:JFLAホールディングスがもつ酒蔵で製造した日本酒・果実酒などを提供予定。
“家事の負担軽減や時短”に焦点を当てたグルメECをめざす
ウェルサーブは「家事の負担軽減・時短アイデア」にフォーカスした食の提供を通じ、顧客に「自分らしく、いきいきとした笑顔ある暮らし」を届けることで、事業成長と社会課題の解決につなげるとしている。
水・コメ・ワイン・日本酒は、実店舗の購入では持ち運びの負担になりやすい。ECサイトでの注文後、自宅への配送で購入者の負担を軽減する。価格設定でも、普段の買い物と送料を含む通販との価格差を抑え、買い求めになりやすい売り場をめざすという。
そのほか、料理の手間や時間を軽減するような総菜、合間にひと息つけるようなコーヒー・スイーツを取りそろえ、顧客に貢献する。商品の一例は次の通り。
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