店舗公式アプリ、約7割が「存在を知っていてもインストールしなかった経験あり」。理由トップは「利用頻度が低そう」
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「店舗公式アプリ利用に関する意識調査」によると、店舗公式アプリをインストールした理由の上位は「クーポンの配布がある」「よく来店する店舗」だった。一方、約7割が「店舗公式アプリの存在を知っていてもインストールしなかった経験がある」と回答した。調査対象は18歳~69歳の男女1万人、期間は2024年7月8日~7月10日。
約7割が「店舗公式アプリの存在を知っていてもインストールしなかった」
調査対象者のうち、スマートフォンを所有しているユーザーに店舗公式アプリの存在を知っていてインストールしなかった経験があるか聞いたところ、70.2%が「ある」と回答した。
店舗公式アプリインストールしない理由上位は「利用頻度が低そう」「スマホの容量が減る」
店舗公式アプリの存在を知っていてインストールしなかった理由を聞いたところ、最多は「アプリの利用頻度が低そうだから」(50.7%)、次いで「スマートフォンのストレージ容量が減るから」(24.4%)「通知が煩わしそうだったから」(18.0%)だった。
結果を年代別で見ても、全年代の1位は「利用頻度が低そう」、2位は「スマートフォンのストレージ容量が減るから」だった。
店舗公式アプリの存在を思い出すタイミングは「店員の声かけ」「店内ポスター・チラシ」「レジ周辺のPOP」
店舗公式アプリを「思い出したら使っている」と回答したユーザーに、店舗公式アプリの利用を思い出すタイミングとして最も当てはまるものを聞いたところ、「店員の声かけ」(23.3%)が最多、次いで「店内ポスター・チラシ」(18.1%)「レジ周辺のPOP」(17.2%)となった。
店舗公式アプリをインストールした理由トップは「クーポンの配布がよくある」
店舗公式アプリを現在利用しているユーザーに、店舗公式アプリをインストールした理由を聞いたところ、トップは「クーポンの配布があるから」(41.1%)で、「よく来店する店舗だから」(34.6%)「購入金額に応じてポイントが貯まるから」(32.1%)が続いた。
インストールするきっかけになりやすいと思う機能上位は「店舗以外のポイント利用」「クーポンの配布」
店舗公式アプリをインストールするきっかけに最もなりやすいと思う機能については、「店舗以外のポイント活用」(30.2%)が最も多く、次に「クーポンの配布」(26.1%)「店舗独自のポイント活用」(16.0%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「店舗公式アプリ利用に関する意識調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2024年7月8日~7月10日
- 調査対象:【予備調査】18歳~69歳の男女、【本調査】店舗公式アプリ現在利用者
- 有効回答:【予備調査】10000人、【本調査】567人
- 設問数:【予備調査】8問、【本調査】9問