ポイント経済圏の総合満足度トップは「PayPay経済圏」。58%が「経済圏を意識してサービスを利用」
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」によると、58.0%が「経済圏を意識してサービスを利用している」と回答し、意識している割合が最も高いのは「楽天経済圏」だった。
予備調査は18歳~69歳の男女2万5000人、本調査はポイント経済圏(ドコモ、au、PayPay、楽天、イオン、Vポイント)のメイン利用者2500人が対象。期間は2024年1月19日~1月22日。
最も活用している共通ポイントは「楽天ポイント」「dポイント」「PayPayポイント」
予備調査対象者に現在活用している共通ポイントと、そのなかで最も活用している共通ポイントを聞いた。その結果、現在活用している共通ポイントでは「楽天ポイント」が59.3%で最も多く、次いで「Tポイント」が48.3%、「Pontaポイント」が40.5%だった。
最も活用している共通ポイントでは「楽天ポイント」が34.1%で最多、次いで「dポイント」が14.4%、「PayPayポイント」が12.4%だった。
58.0%が経済圏を意識。最も意識している経済圏トップは「楽天経済圏」
経済圏を意識しているか聞いたところ、58.0%が「意識している」と回答した。ポイント経済圏別で見ると、意識している割合が多いのは「楽天経済圏」が42.0%で最も高く、「PayPay経済圏」が27.0%、「ドコモ経済圏」が22.0%で続いた。
ポイント経済圏を意識しているユーザーに、最も意識しているポイント経済圏を聞いたところ、トップは「楽天経済圏」(45.7%)、次いで「PayPay経済圏」(18.1%)「ドコモ経済圏」(16.3%)だった。
意識のきっかけ、楽天は「ECサイト」、PayPayは「QRコード決済利用」
ポイント経済圏メイン利用者に、共通ポイントを貯めたり使ったりするためにメインで利用している経済圏を意識し始めたきっかけを聞いたところ、「ドコモ経済圏」は「クレジットカード所有」(22.4%)、「au経済圏」は「モバイル通信利用」(30.0%)、「PayPay経済圏」は「QRコード決済利用」(50.2%)、「楽天経済圏」は「ECサイト利用」(33.0%)、「イオン経済圏」は「電子マネー利用」が(42.4%)、「Vポイント経済圏」は「クレジットカード所有」(54.4%)がそれぞれトップだった。
総合満足度トップは「PayPay経済圏」
メインで利用している経済圏の総合満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせた満足している割合は、トップは「PayPay経済圏」(81.8%)、次いで「イオン経済圏」(78.4%)「楽天経済圏」(73.0%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2024年1月19日~1月22日
- 調査対象:【予備調査】18歳~69歳の男女、【本調査】ポイント経済圏メイン利用者
ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=250)、Vポイント経済圏(n=250) - 有効回答:【予備調査】25000人、【本調査】2500人
- 設問数:【予備調査】13問、【本調査】10問