藤田遥 7/26 7:30

MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「2024年7月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」によると、約6割が「経済圏を意識してサービスを利用している」と回答し、最も意識しているポイント経済圏は「楽天経済圏」だった。

予備調査は18歳~69歳の男女2万5000人、本調査は6つの経済圏(ドコモ、au、PayPay、楽天、イオン、Vポイント)のメイン利用ユーザー2500人が対象。期間は2024年7月5日~7月8日。

最も活用しているポイント上位は「楽天ポイント」「PayPayポイント」「dポイント」

予備調査対象者に現在活用しているポイントと、そのなかで最も活用しているポイントを聞いた。その結果、現在活用しているポイントでは「楽天ポイント」が59.5%で最も多く、次いで「PayPayポイント」が41.0%、「Vポイント」が40.3%だった。

最も活用しているポイントでは「楽天ポイント」が33.7%で最多。「PayPayポイント」が14.5%、「dポイント」が14.2%で続いた。

MMD研究所 経済圏に関する調査 経済圏に対する意識 現在活用しているポイントと最も活用しているポイント
現在活用しているポイントと、そのなかで最も活用しているポイント
(それぞれ上位10位抜粋、n=25000、出典:MMD研究所)

61.5%が経済圏を「意識している」

6つの経済圏いずれかを意識しているか聞いたところ、「意識している」が61.5%、「意識していない」が38.5%だった。

ポイント経済圏別に見ると、「意識している」割合が最も多いのは「楽天経済圏」(43.9%)、次いで「PayPay経済圏」(29.8%)「Vポイント経済圏」(26.5%)だった。

MMD研究所 経済圏に関する調査 ポイント経済圏に対する意識
ポイント経済圏に対する意識(各n=25000、ポイント経済圏別、出典:MMD研究所)

最も意識しているポイント経済圏トップは「楽天経済圏」

ポイント経済圏を意識しているユーザーに、最も意識している経済圏を聞いたところ、トップは「楽天経済圏」(43.3%)、次いで「PayPay経済圏」(18.5%)「ドコモ経済圏」(15.8%)だった。

MMD研究所 経済圏に関する調査 最も意識しているポイント経済圏
最も意識しているポイント経済圏(n=15371、出典:MMD研究所)

経済圏意識のきっかけ、楽天は「ECサイト」、ドコモとVポイントは「ポイントカード」

ポイント経済圏メインユーザーに、共通ポイントを貯めたり使ったりするためにメイン利用している経済圏を意識し始めるきっかけになったサービスを聞いた。

経済圏別に結果を見ると、「ドコモ経済圏」は「ポイントカード」(23.4%)、「au経済圏」は「モバイル通信」(27.4%)、「PayPay経済圏」は「QR・バーコード決済」(47.0%)、「楽天経済圏」は「ECサイト」(29.0%)、「イオン経済圏」は「電子マネー」(39.2%)、「Vポイント経済圏」は「ポイントカード」(37.6%)がそれぞれトップだった。

MMD研究所 経済圏に関する調査 ポイント経済圏を意識し始めたきっかけ
ポイント経済圏を意識し始めたきっかけ
(メイン利用のポイント経済圏別、上位3位抜粋、出典:MMD研究所)

総合満足度トップは「イオン経済圏」

メイン利用している経済圏の総合満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせて満足している割合は「イオン経済圏」(77.2%)がトップ。次いで「PayPay経済圏」(76.4%)「楽天経済圏」(72.2%)だった。

MMD研究所 経済圏に関する調査 ポイント経済圏の総合満足度
ポイント経済圏の総合満足度(メイン利用のポイント経済圏別、出典:MMD研究所)
調査実施概要
  • 調査タイトル「2024年7月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2024年7月5日~7月8日
  • 調査対象:【予備調査】18歳~69歳の男女、【本調査】ポイント経済圏のメイン利用ユーザー(ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=250)、Vポイント経済圏(n=250))
  • 有効回答:【予備調査】25000人、【本調査】2500人
  • 設問数:【予備調査】13問、【本調査】9問
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