中小EC向けの簡易版不正注文検知サービス「O-PLUX LIGHT」の提供開始、かっこ
中小ECサイトから不正検知サービスを利用したいというニーズに対応、月額3万円から利用できる
通販企業向けに不正検知システムを提供するかっこは5月26日、中小規模のEC事業者向けに、不正注文検知サービス「O-PLUX」の簡易版「O-PLUX LIGHT」の提供を開始した。中小ECサイトから不正検知サービスを利用したいというニーズに対応、月額3万円から利用できるようにした。
「O-PLUX」は、個人情報保護に留意した消費者の氏名などを判別できない取引データとして導入企業から取得。過去の不正取引の手口、未回収となった取引、企業の枠を超えたネガティブ情報との類似性をリアルタイムに解析し、企業が目視審査や未回収の処理に掛けているコストの削減と、審査精度および審査速度の向上を実現させるサービス。
後払い決済の未回収やクレジットカードのチャージバック、代引きの受け取り拒否といった決済時の事故のほか、不正広告クリックや不正な書き込みなどにも対応している。現在2000以上のサイトで利用されているという。
今回提供を始める「O-PLUX LIGHT」は、「O-PLUX」の同様の機能を搭載。中小規模のEC事業者が利用しやすいように、月間審査件数1000件までで月額3万円、月間審査件数3000件までは月額5万円で導入できるようにした。
「O-PLUX」では導入するサイトごとに適切なチューニングを行うが、「O-PLUX LIGHT」では導入サイトごとのチューニングは行わないとしている。
導入企業は注文データをCSV形式のファイルでアップロードするだけ。数分後に審査結果が確認でき、商品の出荷前に本人確認を行うなどの対策を講じることができる。
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